使用説明書RICOH P 501/500

LDAP認証時のエラーコード

L0104-000

パスワード復号処理に失敗しました。

  • パスワードに誤りがあります。パスワードが正しく入力されているか確認してください。

  • 「ドライバー暗号鍵:暗号強度設定」で、[DES]または[AES]が選択されています。ドライバー暗号鍵を設定すると使用できます。

  • ドライバー暗号鍵に誤りがあります。ドライバー暗号鍵が正しく入力されているか確認してください。

L0105-000

Ridoc Desk Navigatorのログインユーザー名を未設定のまま、Ridoc Desk Navigatorからの操作が実行されました。

  • Ridoc Desk Navigatorのログインユーザー名を正しく設定してください。

L0206-002

アプリケーション別個人認証機能を使用している環境で、システム設定など管理者だけがアクセスを許可される機能に、ユーザーのアカウントでログインしようとしました。

  • 管理者しかログインできない仕様です。ユーザーでログインするときは、アプリケーションのログイン画面から認証を実行してください。

L0206-003

ログインユーザー名にスペース、「:」、「"」が含まれているため、認証に失敗しています。

  • 禁則文字入りアカウントであるときは、アカウントを作成し直してください。

  • 誤って禁則文字を入力したときは、正しく入力してログインしてください。

L0207-001

アドレス帳が使用中の状態のため、認証に失敗しました。

  • しばらく経ってから操作してください。

L0208-000 / L0208-002

認証に失敗した回数が、設定値を超えたため、アカウントがロックされました。

  • アカウントを確認し、ロックを解除してください。

L0307-001

アドレス帳が使用中の状態のため、認証に失敗しました。

  • しばらく経ってから操作してください。

L0400-210

LDAP検索結果を表示・記録するコードです。

  • 検索条件となるログイン名属性が設定されていないか、情報が取得できない属性が指定されていることがあります。

    LDAP認証の設定でログイン名属性が正しく設定されているか確認してください。

L0406-003

ログインユーザー名にスペース、「:」、「"」が含まれているため、認証に失敗しています。

  • 禁則文字入りアカウントであるときは、アカウントを作成し直してください。

  • 誤って禁則文字を入力したときは、正しく入力してログインしてください。

L0406-200

同時に大量の認証が発生しているためログインできません。

  • しばらく経ってからログインしてください。

    復旧しないときは、認証の攻撃を受けていないか確認してください。

    攻撃の状態は、画面メッセージ、管理者へのメール通知、システムログにて確認できます。

L0406-201

LDAPサーバーでの認証をしない設定になっています。

  • ネットワーク上のパソコンから操作するWeb Image Monitorの「ユーザー管理認証」で[LDAP認証]を選択してください。(Web Image Monitorとは、Web ブラウザーを使用して本機の監視や設定ができる、本機に搭載されている管理ツールです。)

L0406-202 / L0406-203:ケース1

LDAP認証設定、LDAPサーバー設定、ネットワーク設定に誤りがあります。

  • LDAPサーバー設定が代表者アカウントを正しく設定し、接続テストで成功することを確認してください。

    これに成功しないときは、ネットワーク設定に誤りがあることがあります。

    インターフェース設定のドメイン名やDNS設定を確認してください。

  • LDAP認証設定でLDAPサーバーが正しく選択されていることを確認してください。

  • LDAP認証設定でログイン名属性が正しく入力されていることを確認してください。

  • SSL設定がLDAPサーバーでサポートされているか確認してください。

L0406-202 / L0406-203:ケース2

ログインユーザー名かパスワードに誤りがあります。

  • ログインユーザー名とパスワードが正しく入力されているか確認してください。

  • 機器内で使用できるログインユーザー名であることを確認してください。

    以下に当てはまるときは、認証に失敗します。

    • スペース、「:」、「"」の禁則文字を使用しています。

    • ログインユーザー名が128バイトを超えています。

L0406-202 / L0406-203:ケース3

簡易認証モードの使用方法に誤りがあります。

  • 簡易認証モードでは空パスワードでは認証に失敗します。

    空パスワードを許可するときは、サービス実施店に連絡してください。

  • 簡易認証モードでは代表者アカウントでログインユーザー名のDNを取得します。この取得に失敗したときも認証に失敗します。

    サーバー名、ログインユーザー名/パスワードや検索フィルターの入力情報に誤りがないか確認してください。

L0406-204

Kerberos認証で失敗しました。

  • Kerberos設定が正しく設定されていません。

    レルム名、KDC(キー配布センター)名、対応ドメイン名を正しく設定しているか確認してください。

  • KDC(キー配布センター)と機器の時刻が合っていません。

    KDC(キー配布センター)と機器との間に5分以上の時刻差があるときは、認証に失敗します。

    時刻が合っているか確認してください。

  • レルム名を小文字で設定しているとき、Kerberos認証に失敗します。

    レルム名が小文字になっていないか確認してください。

L0409-000

認証サーバーからの応答が返らないため、認証タイムアウトが発生しました。

  • ネットワーク環境と認証に使用するサーバーを確認してください。

L0511-000

機器内にすでに登録されているユーザーと、認証サーバーの一意属性で区別される別ユーザーのログイン名が重複しています。(一意属性はLDAP認証設定で指定)

  • 重複する古いユーザーを削除するか、ログイン名を変更してください。

  • 認証サーバーを切り替えた後であるときは、古いサーバー側のユーザーを削除してください。

L0606-004

ユーザーのログインユーザー名には指定できないユーザー名を指定したため、認証に失敗しました。

  • ユーザーのアカウントとして、「other」「admin」「supervisor」「HIDE*」は使用しないでください。

L0607-001

アドレス帳が使用中の状態のため、認証に失敗しました。

  • しばらく経ってから操作してください。

L0612-005

アドレス帳の登録数が上限に達し、ユーザー自動登録に失敗したため、認証に失敗しました。

  • ユーザー登録件数が最大件数に達しているため、認証に失敗しました。

    ユーザー管理者がアドレス帳内に登録された不要なユーザーを削除してください。

L0707-001

アドレス帳が使用中の状態のため、認証に失敗しました。

  • しばらく経ってから操作してください。

L09XX-019

集中管理設定を使用してクライアント機で認証したときに、サーバー機へのユーザー自動登録に失敗しました。

  • クライアント機とサーバー機とのネットワーク通信を確認してください。

  • サーバー機のアドレス帳が編集中のときは登録できません。