RTIFFエミュレーションとは
RTIFFエミュレーションとは、UNIXワークステーションやパソコンからTIFF、CALS、またはJPEG形式のビットマップイメージデータを印刷することができる拡張エミュレーションです。
RTIFFエミュレーションでは、機器の内部でTIFFファイル、CALSファイル、またはJPEGファイルがラスタライズされます。ラスタライズとは、ビットマップイメージデータに基づいて1ドットずつ描画することをいいます。このため、プリンタードライバーは必要なく、印刷条件は機器の操作部で設定します。
また、機器がTCP/IPネットワークに接続されているとき、UNIXワークステーションやパソコンから印刷するときに、印刷のコマンドに印刷オプションを付けて印刷条件を一時的に変更できます。印刷オプションで指定しない条件は、機器の操作部で設定した印刷条件にしたがいます。
PJL(Ricoh Specific)について
PJL(Ricoh Specific)は、Hewlett-Packard社のプリンタージョブコントロール言語(Printer Job Language)に準拠し、コマンドの一部はリコー独自の拡張仕様により、プリンター機能を十分に活用できます。
RTIFFでは、PJL(Ricoh Specific)をサポートし、印刷オプションの指定によって使用できます。
PJLは、HP社のPrinter Job Languageのエミュレーションです。
PJL(Ricoh Specific)をPJLと記載します。
ファイルの形式によっては、印刷できないこともあります。ファイルの形式については、入力データの仕様(RTIFFエミュレーション)を参照してください。