29.自動変倍(RP-GL/2エミュレーション)
印刷条件の「47.原稿サイズ判定」と、「39.変倍余白補正」の設定によって、送信されたデータからプリンターが図面の大きさを判断し、選択されている給紙トレイの用紙サイズに収まるように自動的に縮小、拡大する機能です。
しない
自動変倍しません。
自動1
用紙に入りきる最大のサイズで印刷されるよう、図面を拡大縮小、および回転します(RP-GL/2のときは「自動2」と同じ動作です)。
印刷するデータが横長のときの例です。
横長の用紙には変倍して印刷します。
縦長の用紙には、図面の方向と用紙の方向を合わせて、変倍します。
自動2
図面の回転をしないでセットされた用紙方向に収まるように変倍して印刷します。
印刷するデータが横長のときの例です。
横長の用紙には変倍して印刷します。
縦長の用紙には、図面の方向を変更しないで、変倍して印刷します。
工場出荷時の設定:しない
印刷するデータサイズは印刷条件の「47.原稿サイズ判定」で選択されたサイズです。
「47.原稿サイズ判定」の設定が「PS/IPコマンド」に設定されているとき、RP-GL/2でPSコマンドのないデータや、RP-GLでIPコマンドのないデータでは自動変倍できません。印刷条件の「47.原稿サイズ判定」の設定を「作画」または「Auto」にしてください。
RP-GL/2のとき、印刷条件の「43.紙サイズ切替」が「手動」に設定されているとき有効です。
RP-GLのとき、「43.紙サイズ切替」が「手動」または「自動」の場合に有効です。
RP-GLで自動変倍された結果とRP-GL/2で自動変倍された結果では、変倍率が異なるときがあります。
RP-GLのとき、印刷条件の「23.ハードクリップ」の設定によって変倍率が異なります。
PSコマンドは、印字する用紙の大きさを縦と横の長さで設定するコマンドです。
IPコマンドは、スケーリングポイントを指定するコマンドです。スケーリングポイントとは、ユーザーが独自に座標系を設定するときに参照する値です。