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プリンタの機能

1アプリケーションで文書を作成し、プリンタードライバーのプリント画面を開きます。

2ポップアップメニューから[プリンタの機能]を選択します。

ドライバー画面のイラスト

3「機能セット:」を切り替えて設定する項目を表示し、以下の項目を設定します。

  • バナーページ印刷:

    バナーページを設定するときは、「バナーページ印刷:」メニューから[する]を選択します。

    「バナーページの給紙方法:」メニューでバナーページを給紙する給紙トレイを選択します。

    「バナーページの用紙種類:」メニューからバナーページで使用する用紙の種類を選択します。

    詳しくは、バナーページを印刷するを参照してください。

  • 印字モード:

    トナーセーブを設定します。詳しくは、トナーセーブ機能を使用するを参照してください。

  • プリント色版:

    印刷に使用する色を指定します。この機能は「カラー選択:」で[カラー]を選択しているときに設定できます。詳しくは、指定した色だけで印刷するを参照してください。

4その他の印刷の設定を必要に応じて指定します。

5印刷の指示をします。

[プリンタの機能]で設定できるその他の項目

便利な印刷機能のほかに、以下の項目を設定できます。

設定項目

機能の説明

カラー選択:

カラーで印刷するかモノクロで印刷するかを選択します。

180度回転:

画像を180度回転させて印刷するかどうか設定します。

  • [オフ]

    180度回転しません。

  • [オン]

    180度回転します。

用紙の種類:

用紙の種類を選択します。

フォント:

フォントを指定します。

Orientation設定:

一部のアプリケーションでは印刷時の用紙方向の設定ができません。そのようなときにこの機能で用紙方向を指定できます。

印刷データが意図せず回転して印刷されるときは、この機能でデータの原稿方向を指定して印刷してください。

解像度:

解像度を設定します。

画質:

印刷する際の画質を指定します。[標準]と[高画質]の設定は、「解像度:」を[1200dpi]に設定したときに有効になります。

  • [標準]

    600×1200dpi相当の解像度で印刷されます。

  • [2階調]

    600×600dpi相当の解像度で印刷されます。

  • [高画質」

    600×2400dpi相当の解像度で印刷されます。

イメージスムージング:

イメージスムージングの設定を選択します。

  • [オフ]

    イメージスムージングを行いません。

  • [オン]

    すべての画像にイメージスムージング処理をします。

  • [自動]

    本機がサポートしている25%以下の解像度の画像に、自動的にイメージスムージング処理をします。

  • [90ppi未満]~[300ppi未満]

    選択した解像度(ピクセル/インチ)以下の画像に、イメージスムージング処理をします。

[自動]を選択したときは、印刷処理時間が長くなることがあります。

マスクイメージにこの機能を適応するときは、思うような印刷結果が得られないことがあります。

画像モード:

印刷する画像に合わせてディザパターンを指定できます。

  • [自動]

    印刷する文書内の各要素(文字、イメージグラフィックス)ごとに適したディザパターンを自動的に適応します。

  • [写真]

    写真に適したディザパターンを適用します。

  • [文字]

    文字に適したディザパターンを適用します。

  • [ユーザー設定]

    ハーフトーンを設定できるアプリケーションからの印刷で、指定したハーフトーンを有効にするときに設定します。

  • [色抜け・かすれ低減]

    細い線や小さな文字に適したディザパターンを使用します。

RGB補正:

RGBデータをCMYKデータに変換する際の補正方法を指定します。

  • [しない]

    補正を行わずにCMYKに変換します。

  • [精密(普通)]

    モニタガンマ1.8の設定を基準とし、カラープロファイルで選択したプロファイルを参照してCMYKに変換します。

  • [精密(濃いめ)]

    モニタガンマ2.2の設定を基準とし、カラープロファイルで選択したプロファイルを参照してCMYKに変換します。

カラープロファイル:

RGBからCMYKへカラーマッチングする際のプロファイルを指定できます。「RGB補正:」を[精密(普通)]または[精密(濃い目)]に設定したときに参照されます。

  • [自動]

    印刷する文書内の各要素(文字、イメージグラフィックス)に適したプロファイルを自動的に適応します。

  • [フォト]

    写真画像など階調性を重視して印刷するときに適しています。

  • [ビジネス]

    文字やプレゼンテーション用のグラフィックスなどに適しています。

  • [ベタ]

    グラフィックスやロゴなどで使用される原色の再現性を高めたいときに適しています。

  • [POP広告]

    赤色をより鮮やかに印刷します。POP広告に適した設定です。

  • [ユーザー設定]

    印刷するデータにsetcolorrenderingオペレータが含まれるとき、そのCRDを有効にしたい場合に設定します。

  • [カラーバリエーション1]

    人物の印刷に適した色味で印刷します。

  • [カラーバリエーション2]

    人物・食べ物の印刷に適した色味で印刷します。

  • [カラーバリエーション3]

    青色を強調した色味で印刷します。風景の印刷などに適しています。

  • [カラーバリエーション4]

    全体的に濃い色調で印刷します。

  • [カラーバリエーション5]

    全体的に明るめの色調で印刷します。

  • [カラーバリエーション6]

    全体的に明るめでコントラストを付けた色調で印刷します。

CMYK シミュレーション:

CMYKデータを印刷するときにシミュレートするインクプロファイルを指定できます。

  • [しない]

    シミュレーションを実施しないで印刷します。

  • [Euroscale]

    欧州のオフセット印刷の色基準をシミュレートします。

  • [JapanColor2001]

    日本の印刷の色基準をシミュレートします。

  • [JMPAカラーVer.3.00準拠]

    雑誌広告の色基準をシミュレートします。

グレー印刷方式:

黒色を印刷する方式を選択します。文字、グラフィックスデータに有効です。

  • [黒とグレーはKで印刷]

    黒色やグレーのテキストと画像を黒1色で印刷します。

  • [黒はKで印刷]

    黒色のテキストと画像を黒1色で印刷します。

  • [CMYK4色で印刷]

    CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、黒)4色で印刷します。

  • [黒とグレーはKで印刷(文字のみ)]

    黒色やグレーのテキストだけを黒1色で印刷します。

  • [黒はKで印刷(文字のみ)]

    黒色のテキストだけを黒1色で印刷します。

ブラックオーバープリント:

黒色をほかの色に重ねて印刷するかどうかを選択します。

[オフ]を指定したとき、黒色が重なっているほかの色の部分は、分版すると白く抜けます。