システム初期設定
システム設定メニューでは、プリンターを使用するうえでの基本的な動作を設定できます。変更した設定内容は、電源を切っても保存されます。
基本設定
画面コントラスト調整
画面のコントラストを7段階で調整します。
キーリピート設定
画面や操作部のキーを押し続けたときに、操作をリピートするかしないかを設定します。リピートする操作は機能によって異なります。
mm/inch切り替え
長さの単位を「mm」と「inch」のどちらかに切り替えます。
用紙設定
時刻タイマー設定
スリープモード移行時間設定
スリープモードへの移行時間を設定します。移行時間の間に本機を操作しなかったときに、節電のためにスリープモードに切り替わります。スリープモード中は本機の起動が遅くなり、印刷が始まるまで多少時間がかかります。
システムオートリセット時間設定
一定時間操作をしないとき自動的に初期画面へ戻るまでの時間を設定します。
年月日設定
システム時計の年月日を設定します。
「年」「月」「日」の切り替えは、[
][
]キーを押してカーソルを移動します。
「年」「月」「日」は[
][
]キーで設定します。
時刻設定
システム時計の時刻を設定します。
時刻は24時間制(1秒単位)で入力します。
「時」「分」「秒」の切り替えは、[
][
]キーを押してカーソルを移動します。
「時」「分」「秒」は[
][
]キーで設定します。
インターフェース設定
インターフェース設定メニューでは、接続や通信に関する設定ができます。 変更したインターフェース設定の内容は電源を切っても保持されます。
ネットワーク
本体IPv4 アドレス
IPv4アドレスを設定します。
IPv4 ゲートウェイアドレス
IPv4ゲートウェイアドレスを設定します。
本体IPv6アドレス
IPv6アドレスを表示します。手動設定アドレスは設定可能です。
DHCPv6
IPv6 で使用するDHCP の設定をします。
IPv6 ステートレスアドレス自動設定
IPv6 ステートレスアドレス自動設定の有効/無効を設定します。
IPv6 ゲートウェイアドレス
IPv6 ゲートウェイアドレスを設定します。
DNS設定
DNS サーバーの設定をします。
IPsec
IPsec 機能の有効/無効を設定します。
ドメイン名
ドメイン名を設定します。
有効プロトコル
IPv4、IPv6、HTTP (IPv4)、HTTP (IPv6)、Webのプロトコルの有効/無効を設定し、使用するプロトコルを選択します。
インターフェース選択
有線接続のときは[イーサネット]、無線LAN接続のときは[無線LAN]を選択します。
イーサネット速度
イーサネットの通信速度を選択します。
使用する環境に合わせた速度を選択してください。通常は[自動設定]を選択してください。
ホスト名
ホスト名を設定します。
本体名
本体名を設定します。
USB速度
USB接続しているときの通信に関する設定します。
通常は変更する必要はありません。
設定を変更したときは、電源を入れ直してください。
DIPRINTタイムアウト時間
DIPRINT印刷中に、対向機からの通信がなくなった際にタイムアウトと判定するまでの時間を設定します。
無線LAN
無線LAN簡単接続セットアップ
無線LANのネットワークを識別するSSIDを自動で検索して、無線LAN接続できます。
また、[通信モード]で[インフラストラクチャーモード]を選択したときは、WPSに対応した無線ルーター(アクセスポイント)と簡単な操作で無線LAN接続(簡単接続)できます。
通信モード
無線LAN の通信モードを設定します。
SSID 設定
無線LANのネットワークを識別するSSIDを設定します。SSIDで使用できる文字は、半角英数字と表示可能な半角記号で32バイト以内です。大文字と小文字も区別されます。
Web Image Monitorを使用して設定することもできます。
セキュリティー方式選択
無線LANの暗号化を設定します。
WEP
[WEP]に設定したときは、必ずWEPキーを入力します。
WEPキーは、64bitWEPを使用するときは、16進数では10桁、半角英数と記号では5桁の文字列が使用できます。
128bit WEPを使用するときは、16進数では26桁、半角英数と記号では13桁の文字列が使用できます。
WPA2
認証方式は[WPA2-PSK]を選択し、パスワードは半角英数と記号を8~63文字の範囲で入力します。
WPA2/WPA3
認証方式は[WPA2-PSK/WPA3-SAE]を選択し、パスワードは半角英数と記号を8~63文字の範囲で入力します。
WPA3
認証方式は[WPA3-SAE]を選択し、パスワードは半角英数と記号を8~128文字の範囲で入力します。
電波状態
インフラストラクチャーモードのときに接続した無線ルーター(アクセスポイント)との電波状態を表示します。
設定一覧リスト印刷
使用するネットワーク環境に関する項目を確認できます。インターフェース設定リストは現在のネットワーク設定や情報について記載しています。
初期値から変更があった値には、*(アスタリスク)が付きます。
管理者用設定
通信テストコール実行
サービスセンターに対し通信テストを実行します。
機器情報通知実行
サービスセンターに対し機器情報の通知を行います。
ファームウェアバージョン表示
本機にインストールされているファームウェアのバージョンを表示します。
USBポート固定
USBポートで新規接続時にプリンタードライバーを再度インストールするかしないかを設定します。
設定の初期化
設定を工場出荷時の設定に戻します。
工場出荷時の設定に戻したときは、本機の電源を入れ直す必要があります。
タイムゾーン
本機をお使いの地域の標準時を設定します。国際標準時との時刻のずれを、「-14:40~+14:40」の範囲で1分単位で入力します。
ユーザー制限
ユーザー制限の設定をします。
「する」を選択したときは、本機の使用者を制限することができます。
パスワードを4~8桁の数字で設定します。
工場出荷時は空欄になっています。
修理依頼通報実行
サービスセンターに対し修理依頼通報を実行します。
印刷後待機状態
スリープモード中に印刷したあとの本機の状態を設定します。
操作画面オン
印刷したあと、通常の待機状態になります。
操作画面オフ(省エネ)
印刷したあと、スリープモードに戻ります。
省エネモード印刷後スリープ移行
[印刷後待機状態]が[操作画面オフ(省エネ)]に設定されているときに、スリープモードにすぐに移行するかどうかを指定します。
すぐに移行
[スリープモード移行時間設定]で設定した時間にかかわらず、印刷後すぐにスリープモードが再開します。
設定時間経過後に移行
[スリープモード移行時間設定]で設定した時間が経過した後に、スリープモードに移行します。
QRコード設定
Wi-Fi Directを使って機器と通信するときは、[ダイレクト接続でゲスト利用]を[許可する]に設定します。
HTTPSを使って機器と通信するときは、[HTTPS通信を利用]を[利用する]に設定します。
ここで設定した内容が、QRコードに反映されます。
ドライバー互換モード
SG 3200/2200のドライバーを使用することができます。ただし、SG 3300/2300で新しく追加された機能(トレイ4、緊急印刷モードなど)は使用することができません。
設定を変更したときは、本機の電源を入れ直す必要があります。
調整/管理
ダイレクト接続設定
接続モード
Wi-Fi Directの接続モードを設定します。
接続方式
Wi-Fi Directの接続方式を設定します。
デバイス名
デバイス名を設定します。
SSID/接続パスワード設定方法
ランダム生成(工場出荷時の設定)、ユーザー設定のどちらかを設定します。
SSID設定
[SSID/接続パスワード設定方法]が[ユーザー設定]のときの、無線LANのネットワークを識別するSSIDを設定します。SSIDで使用できる文字は、半角英数字と表示可能な半角記号で22バイト以内です。大文字と小文字も区別されます。
接続パスワード
[SSID/接続パスワード設定方法]が[ユーザー設定]のときの、Wi-Fi Direct接続時のパスワードを設定します。
接続タイムアウト
Wi-Fi Directに接続している機器の数が0になってから、Wi-Fi Directを終了するまでの時間を設定します。
チャンネル
Wi-Fi Directで使用するチャンネルを指定します。使用する無線LANの規格に合わせてチャンネルを設定してください。
Web Image Monitor を使用して設定することもできます。
使用できるチャンネルは次のとおりです。
IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)を使用するとき
1~13
IEEE 802.11a/n(5GHz)を使用するとき
36、40、44、48
