インターフェース設定

[インターフェース設定]の設定項目一覧です。

設定項目

説明

ネットワーク設定ウィザード

ネットワーク設定ウィザードを起動し、以下次のネットワーク設定ができます。

  • LAN設定
    [有線LAN]または[無線LAN]を選択し、各種の設定ができます。

  • ダイレクト接続設定*1
    [LAN設定]で[無線LAN]を選択しているときに、ワイヤレスダイレクト機能の有効/無効を切り替えられます。

ダイレクト接続設定*1

ワイヤレスダイレクト機能を設定します。

  • 機能の有効/無効
    操作部からダイレクト接続グループオーナーモードを有効にできるようにするかを設定します。

    • 工場出荷時の設定:無効

  • SSID

    • デバイス名
      半角英数23文字以内でデバイス名を指定します。

    • SSID固定
      ダイレクト接続を有効にしたときのSSIDを固定するかを設定します。

      • 工場出荷時の設定:OFF
  • 接続パスワード
    半角英数8~63文字で指定します。

RICOHカンタン入出力

RICOHカンタン入出力アプリの利用設定や、QRコードの印刷を行います。

受信バッファ

受信バッファーのメモリーサイズを設定します。通常は変更する必要はありません。

  • 工場出荷時の設定:128KB

インターフェース切り替え時間

USBインターフェースで印刷するときの設定です。データ送信の途中で、ほかのインターフェースからの印刷が割り込まないように、インターフェースの切り替えをしない時間を設定します(10~60秒)。

設定時間が短いと、データの送信中にタイムアウトしやすくなります。

  • 工場出荷時の設定:15秒

DIPRINTタイムアウト時間

印刷ジョブの送信に一定時間かかったときに、印刷が実行されなくなるタイムアウト時間を設定します。
5~65535の範囲で1秒単位で指定します。

  • 工場出荷時の設定:60秒

ネットワーク設定

ネットワーク設定を行います。

  • 本体IPv4アドレス
    本機のIPv4 アドレスとサブネットマスク、デフォルトゲートウェイを設定します。任意のアドレスを指定する方法と、DHCP サーバーから自動的に取得する方法があります。

    • 工場出荷時の設定:指定

  • IPv6ステートレス設定
    IPv6ステートレスアドレス自動設定を使用してアドレスを自動設定するかを設定します。

    • 工場出荷時の設定:有効

  • DHCPv6
    DHCPv6 を有効にするかどうかを設定します。
    有効に設定したときは、DHCPv6の動作モードとDNSサーバーのアドレスを設定します。

    • 工場出荷時の設定:無効

  • IPsec
    本機のIPsec 機能を有効にするかを設定します。

  • 有効プロトコル
    本機がネットワークで使用するプロトコルを選択します。

    • 工場出荷時の設定

      • IPv4:有効
      • IPv6:無効
      • SMB:無効
      • @Remoteサービス:有効
      • ファームウェアアップデート(IPv4):有効
      • ファームウェアアップデート(IPv6):有効
      • WSD:Device(IPv4):無効
      • WSD:Device(IPv6):無効
  • イーサネット速度
    本機とネットワーク機器との通信速度を設定します。通信が安定しないときは、通信速度を10Mbpsか100Mbpsに固定にしてください。またその場合、全二重固定に設定したときは、接続先機器の通信速度設定を本機に合わせてください。

    • 工場出荷時の設定:自動選択:1Gbpsを許可しない

  • イーサネット用IEEE 802.1X認証
    イーサネットでIEEE 802.1X 認証を使用するときに設定します。

    • 工場出荷時の設定:無効

  • IEEE 802.1X認証初期化
    IEEE 802.1X認証で本機に接続できなくなったときに、設定を初期化します。
    IEEE 802.1X認証の設定についてはリコーホームページから『セキュリティーリファレンス』を参照してください。

  • インターフェース選択*1
    有線LAN(イーサネット)と無線LANのどちらを使用して接続するかを設定します。

    • 工場出荷時の設定:イーサネット

  • SSL/TLS通信許可設定
    SSL/TLS で通信するときに、必ず暗号化して通信するか、本機の設定に従って平文でも通信するかを設定します。
    [暗号文のみ]を設定するときは、本機にサーバー証明書の導入が必要です。

    • 工場出荷時の設定:暗号文/平文

オプションネットワーク*2

IPアドレス、ゲートウェイアドレス、イーサネット速度、およびその他の拡張プリントサーバーの設定をします。

無線LAN

  • 無線LAN簡単接続
    [通信モード]が[インフラストラクチャーモード]のとき、WPSに対応したアクセスポイントと接続するために使用します。
    Enrolleeで接続するときは、この画面のPINコードを接続に使用するパソコンに入力し、[実行]の選択キーを押します。
    プッシュボタンで接続するときは、アクセスポイントのプッシュボタンを押し、[実行]の選択キーを押します。

    • 工場出荷時の設定:プッシュボタン方式

  • 無線LANダイレクト接続
    [通信モード]が[ダイレクト接続グループオーナーモード]または[ダイレクト接続モード]のとき、Wi-Fi Directで端末と接続するのに使用します。
    Enrolleeで接続するときは、接続する端末でWi-Fi Direct接続を開始してから、この画面のPINコードを端末に入力し、[実行]の選択キーを押します。
    プッシュボタンで接続するときは、接続する端末でWi-Fi Direct接続を開始してから、[実行]の選択キーを押します。

    • 工場出荷時の設定:プッシュボタン方式

  • 通信モード
    無線LANの通信モードを設定します。

  • SSID設定
    [通信モード]が[インフラストラクチャーモード]のときに設定します。
    [インフラストラクチャーモード]のときは、接続するアクセスポイントのSSIDを入力します。
    使用できる文字は、半角英数字/半角記号で32バイト以内で、大文字/小文字は区別されます。
    ANY接続を許可しているアクセスポイントに接続するときは、空欄または「ANY」と入力します。

  • セキュリティー方式選択
    無線LANによる通信を暗号化するかを設定します。暗号化するときは、セキュリティー方式としてWEP、WPA2、WPA3、WPA2/WPA3のどれかを選択します。
    WPA2、WPA3、WPA2/WPA3を使用するときは、認証設定と証明書のインストールが必要です。
    IEEE 802.1X認証の設定についてはリコーホームページから『セキュリティーリファレンス』を参照してください。

    • 工場出荷時の設定:しない

  • ダイレクト接続設定
    スマートデバイスから本機に接続できるようにするときに設定します。
    本機の機器名やパスワードを設定します。

  • 電波状態
    [通信モード]を[インフラストラクチャーモード]にして接続したときの電波の状態が表示されます。電波が弱いときは、接続先のアクセスポイントを変更するか、本機の設置環境を見直してください。

  • 設定値初期化
    無線LANの設定を工場出荷時の設定に戻します。

USB設定

  • USB速度
    USB の速度を設定します。[自動選択]または[フルスピード]から選択します。

    • 工場出荷時の設定:自動選択

  • USBポート固定
    本機と同じモデルを複数台使用するときの設定項目です。USB 接続でプリンターとして使用するとき、異なる機体に接続してもプリンタードライバーの再インストールが不要となります。この機能を使用するときは[レベル1]に設定します。

    • 工場出荷時の設定:しない

アクセスコントロール機能

指定したIPアドレスの範囲からの通信だけを許可する機能(アクセスコントロール)を有効にするかを設定します。[有効(ファイアウォール)]を選択すると、指定したIPアドレスとの通信だけを許可できます。

  • 工場出荷時の設定:無効

本機との接続を制限する

インターフェース設定初期化

インターフェース設定の設定内容を初期化します。

*1 オプションの拡張無線LANボードを装着しているときに表示されます。
*2 オプションの拡張プリントサーバーを装着しているときに表示されます。

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