受信したファクスを転送/蓄積する

重要なファクスを受信したときに関係者以外の目に触れないように、あらかじめ設定したあて先に転送したり、印刷しないでメモリーに蓄積したりできます。

重要

  • 約100ページのファクスを一時的に蓄積できますが、容量の大きいファクスや、大量のファクスを受信したときは、メモリーフルになるのが早まることがあります。

  • [ファクス設定]の[受信設定]の[受信文書印刷]を[しない]に設定したときは、最大80件、または約100ページのファクスを一時的に蓄積できます。

  • ファクスを受信中にメモリーがいっぱいになったときは、メモリーフルで通信エラーになります。

  • メモリーフルになったときは、ファクスモード画面の[受信文書]から、受信済みのファクス文書を印刷してください。

補足

  • 転送が成功したときと失敗したときの処理は、本機の設定によって以下の表のように異なります。

    転送

    [転送文書印刷]

    [受信文書印刷]

    結果

    成功

    しない

    適用外

    メモリーからファクスを消去します。

    成功

    する

    する

    ファクスを印刷して、メモリーから消去します。

    成功

    する

    しない

    手動で印刷するまでファクスをメモリーに保管します。

    失敗

    しない

    適用外

    [転送文書印刷]が[印刷しない]に設定されていても、転送に失敗したときは転送失敗のレポートを印刷し、ファクスを印刷して、メモリーからファクスを消去します。

    失敗

    する

    する

    転送失敗のレポートを印刷し、ファクスを印刷して、メモリーからファクスを消去します。

    失敗

    する

    しない

    転送失敗のレポートを印刷し、手動で印刷するまでファクスをメモリーに保管します。

  • 用紙切れや紙づまりなどのエラーでファクスを印刷できないときは、ファクスはメモリーに蓄積されたままとなり、ファクスランプが点滅します。用紙を補給したり、つまった紙を取り除いたりすると、自動的に印刷が再開されます。

  • Web Image Monitorで、転送を試みる回数と間隔を設定できます。詳しくは、[ファクス]タブを参照してください。

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