ICAスキャナーの基本的な使いかた

1. ウェブサイトからドライバーをダウンロードします。

2. パッケージファイルを開きます。

3. インストーラーの指示にしたがって操作します。

本機をICAスキャナーとして使用するためには、事前に以下の準備が必要です。

• ネットワーク接続のときはネットワークの設定をする

• ICA対応アプリケーションをインストールする

macOSの操作方法は使用しているOSのバージョンによって多少異なります。本書ではmacOS 12を例に説明しています。

1. 原稿ガラスの上か自動原稿送り装置（ADF）に原稿をセットします。

2. アップルメニューから［システム環境設定...］をクリックします。

3. ［プリンタとスキャナ］をクリックします。

4. ［スキャン］を選択します。

5. ［スキャン］ボタンから［スキャナを開く］を選択します。

ICAダイアログボックスで設定できる項目について説明します。

1. スキャンモード：
   原稿をセットした場所を選択します。
   

   • フラットベッド
     原稿ガラスからスキャンするときに選択します。

   • 書類フィーダ
     自動原稿送り装置（ADF）からスキャンするときに選択します。

2. 種類：
   原稿の種類を［カラー］、［白黒］または［テキスト］から選択します。
   ［テキスト］は文字が主体の原稿に適した設定で読み取ります。

3. 解像度：
   解像度のドロップダウンリストボックスからスキャンする解像度を選択します。解像度を高くすると必要なメモリーや読取時間が増えますが、スキャンされた画像の質は向上します。
   原稿のセット場所により、選択できる解像度が以下のとおり異なります。
   

   • 原稿ガラスを使用するとき
     75、100、150、200、300、400、500、600、1200、2400、4800dpi

   • 自動原稿送り装置（ADF）を使用するとき
     75、100、150、200、300、400、500、600dpi

4. サイズ：
   原稿の用紙サイズを設定します。
   ［カスタムサイズを使用］を選択すると、［サイズ］を入力できるようになりスキャンする幅と高さを指定できます。単位は、ピクセル、インチ、cmから選択できます。
   ［カスタムサイズを使用］を選択しないときは、原稿のサイズと向きを選択します。

5. 回転角度：
   スキャンした画像を時計回りで回転角度を設定できます。

6. 自動選択：
   

   • 各項目を個別に検出
     複数の原稿を1度にスキャンし、個別の複数のイメージに保存することができます。

   • １つのボックスにまとめて検出
     原稿ガラスにあるすべての原稿をひとつのイメージにまとめることができます。

7. スキャン先：
   スキャンしたデータを保存する場所を選択します。

8. 名前：
   スキャンしたデータに名前をつけます。

9. フォーマット：
   スキャンしたデータのフォーマットを選択します。原稿の種類によって、選択できるフォーマットが異なります。
   

   • JPEG

   • TIFF

   • PNG

   • JPEG 2000

   • GIF

   • BMP

   • PDF

10. イメージ補正：
    ［マニュアル］を選択すると［しきい値］が表示され、明るさやコントラストなどを調整できます。

11. スキャン
    スキャンを実行します。

12. 予備スキャン
    スキャンの読み込みイメージを表示します。

13. 詳細情報を隠す
    設定画面を非表示にします。