共有フォルダーを作成する
Windowsの環境に送信先の共有フォルダーを作成し、共有化の設定をします。ここでは、OSがWindows 10で、コンピューターがドメインに参加しているときを例に説明します。
この操作をするには管理者権限が必要です。Administratorsグループのメンバーとしてログオンしてください。
手順6で「Everyone」を選択していると、作成したフォルダーに、すべてのユーザーがアクセスできます。セキュリティー面で問題が発生することがあるため、特定ユーザーだけにアクセス権を与えることを推奨します。ここでは、「Everyone」を削除し、特定のユーザーにアクセス権を与える手順を説明します。
OSごとのフォルダー作成方法は、リコーホームページのよくあるご質問(FAQ)を参照してください。
通常のフォルダー作成手順と同様に、コンピューター内の任意の場所にフォルダーを作成します。作成したフォルダーの名称をチェックシートの[4]へ記入します。
作成したフォルダーを右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
[共有]タブから、[詳細な共有...]をクリックします。
[このフォルダーを共有する]チェックボックスにチェックします。
[アクセス許可]をクリックします。
[グループ名またはユーザー名]の一覧から「Everyone」を選択し、[削除]をクリックします。
[追加...]をクリックします。
アクセス権を設定するグループやユーザーを「グループ名またはユーザー名」一覧に追加します。ここでは例として、チェックシートへ記入したユーザーのアクセス権を追加する手順を説明します。[ユーザーまたはグループの選択]ウィンドウで、[詳細設定...]をクリックします。
[オブジェクトの種類...]をクリックし、[ユーザー]を選択して[OK]をクリックします。
[場所]をクリックし、ユーザーの所属しているドメイン名またはワークグループ名のどちらか(チェックシートの[2])を選択して[OK]をクリックします。
[検索]をクリックします。
検索結果一覧から追加するパソコンのログインユーザー名(チェックシートの[2])を選択し、[OK]をクリックします。
[OK]をクリックします。
追加したユーザーを選択し、アクセス許可の一覧の[許可]欄の[フルコントロール]または[変更]チェックボックスにチェックします。
アクセス許可はグループまたはユーザーごとに設定します。[OK]を3回クリックします。
ほかのグループやユーザーに、作成した共有フォルダーのアクセス権を設定するときは、ほかのグループやユーザーにアクセス権を設定するに進みます。
設定しないときは、本機のアドレス帳にパソコンの共有フォルダーを登録します。詳しくは、スキャナーのあて先を登録するを参照してください。
その後、登録した宛先にファイルを送信します。詳しくは、スキャンしたファイルを送信するを参照してください。
macOSの環境に共有フォルダーを作成します。ここでは、macOS 12を例に説明します。
この操作をするには管理者権限が必要です。Administratorsグループのメンバーとしてログオンしてください。
送信先のフォルダーを任意の場所に作成します。
作成したフォルダーの名称をチェックシートの[4]へ記入します。アップルメニューから[システム環境設定...]をクリックします。
[共有]をクリックします。
[ファイル共有]チェックボックスにチェックします。
[オプション...]をクリックします。
[SMBを使用してファイルやフォルダを共有]チェックボックスにチェックします。
対象のアカウントのチェックボックスにチェックします。
[認証]画面が表示されたら、対象アカウントのパスワードを入力して[OK]をクリックし、[完了]をクリックします。
[共有フォルダ]の下の[]をクリックします。
手順1で作成したフォルダーを指定し、[追加]をクリックします。
このフォルダーにアクセスするユーザーの権限が「読み/書き」に設定されていることを確認します。
次に、本機のアドレス帳にパソコンの共有フォルダーを登録します。詳しくは、スキャナーのあて先を登録するを参照してください。
その後、登録した宛先にファイルを送信します。詳しくは、スキャンしたファイルを送信するを参照してください。