設定 : TCP/IP
イーサネットボードのTCP/IPプロトコルに関する設定を行います。
プロトコル:
TCP/IPプロトコルがイーサネットボード上で有効か無効かを表示します。
IPアドレス:
イーサネットボードのIPアドレスを入力します。
DHCPでの動作時はDHCPサーバーから取得したアドレスが表示されます。
サブネットマスク:
イーサネットボードのサブネットマスクを入力します。サブネットマスクとはIPアドレスの一部をネットワークアドレスとして使用するためのマスク値です。
DHCPでの動作時はDHCPサーバーから取得したアドレスが表示されます。
デフォルトゲートウェイアドレス:
デフォルトゲートウェイアドレスを入力します。デフォルトゲートウェイアドレスとは別のネットワークのワークステーションとのやりとり(印刷や情報の取得)を行うとき、ゲートウェイとなるホストやルータのアドレスです。
DHCPでの動作時はDHCPサーバーから取得したアドレスが表示されます。
アクセスコントロール範囲:
アクセスコントロールとはワークステーションのIPアドレスによってイーサネットボードへのアクセス(印刷要求など)を許可したり禁止する機能です。
この機能を使用する場合は、アクセスを許可するIPアドレスの範囲を [アクセスコントロール範囲 1]〜[アクセスコントロール範囲 5]のいずれかに入力してください。範囲は最大で5つの組み合わせまで設定でき、これらの範囲に含まれないアドレスからのアクセスは禁止されます。
ネットワークブート:
DHCPサーバーを使ってネットワークの設定を自動で行うときは 「DHCP」 を選択します。手動で設定するときは 「NONE」 を選択します。
WINS:
WINSによるイーサネットボードの名前解決を有効にするか無効にするかを選択します。
有効にした場合は[プライマリWINSサーバー]と[セカンダリWINSサーバー]にWINSサーバーのアドレスを入力してください。[設定] - [一般] - [名前] に入力した名前が指定したWINSサーバーに登録され、DHCP環境での使用時などイーサネットボードのIPアドレスが変動する場合でも、名前を使った指定が可能になります。
WINSサーバーに名前を登録できない場合は、名前の登録要求がブロードキャストされます。
プライマリWINSサーバー:
プライマリWINSサーバーのIPアドレスを入力します。
DHCPでの動作時にDHCPサーバーからWINSサーバーのアドレスを取得した場合は、取得したアドレスで動作し、ここで指定したアドレスは無効になります。実際に設定されているWINSサーバーのアドレスは [管理情報] - [イーサネットボード] のシステムログで確認できます。
セカンダリWINSサーバー:
セカンダリWINSサーバーのIPアドレスを入力します。
セカンダリWINSサーバーはプライマリWINSサーバーに名前を登録できない場合の登録先になります。
フレームタイプ:
使用しているフレームタイプです。Ethernet II に固定です。
SNMP / LPR / RSH/RCP / DIPRINT / FTP / IPP:
それぞれのプロトコルをイーサネットボード上で有効にするか無効にするかを選択します。
IPPタイムアウト:
IPPプロトコルによる印刷時、ここで設定した時間(30-65535秒)だけ印刷データが途絶えると印刷を終了します。工場出荷時は 「900秒」 に設定されています。