設定 : TCP/IP


イーサネットボードのTCP/IPプロトコルに関する設定を行います。

プロトコル:
TCP/IPプロトコルがイーサネットボード上で有効か無効かを表示します。

IPアドレス:
イーサネットボードのIPアドレスを入力します。
DHCPでの動作時はDHCPサーバーから取得したアドレスが表示されます。

サブネットマスク:
イーサネットボードのサブネットマスクを入力します。サブネットマスクとはIPアドレスの一部をネットワークアドレスとして使用するためのマスク値です。
DHCPでの動作時はDHCPサーバーから取得したアドレスが表示されます。

デフォルトゲートウェイアドレス:
デフォルトゲートウェイアドレスを入力します。デフォルトゲートウェイアドレスとは別のネットワークのワークステーションとのやりとり(印刷や情報の取得)を行うとき、ゲートウェイとなるホストやルータのアドレスです。
DHCPでの動作時はDHCPサーバーから取得したアドレスが表示されます。

アクセスコントロールアドレス / アクセスコントロールマスク:
アクセスコントロールとはイーサネットボードにアクセスするワークステーションのIPアドレスによって、そのワークステーションからの要求を許可したり禁止したりする機能です。この機能はアクセスコントロールアドレスとアクセスコントロールマスクを組み合わせて使用することにより実現します。
アクセスコントロールアドレスをアクセスコントロールマスクでマスクした値と、印刷しようとしているワークステーションのIPアドレスをアクセスコントロールマスクでマスクした値が一致した場合にアクセスを許可します。アクセスを制限する必要がない場合は、「0.0.0.0」 を設定してください。
たとえばアクセスコントロールアドレスを192.168.15.16に設定した場合、アクセス可能なワークステーションのアドレスはアクセスコントロールマスクの値によって次のようになります(xxxはどんな数値でもかまいません)。

アクセスコントロールマスク アクセス可能なアドレス
0.0.0.0 xxx.xxx.xxx.xxx
255.0.0.0 192.xxx.xxx.xxx
255.255.0.0 192.168.xxx.xxx
255.255.255.0 192.168.15.xxx
255.255.255.255 192.168.15.16

アクセスコントロールマスクが 「0.0.0.0」 のときは、どのワークステーションからでもアクセスできます。

ネットワークブート:
DHCPサーバーを使ってネットワークの設定を自動で行うときは 「DHCP」 を選択します。手動で設定するときは 「NONE」 を選択します。

フレームタイプ:
使用しているフレームタイプです。Ethernet II に固定です。

SNMP / LPR / RSH/RCP / DIPRINT / FTP / IPP:
それぞれのプロトコルをイーサネットボード上で有効にするか無効にするかを選択します。

IPPタイムアウト:
IPPプロトコルによる印刷時、ここで設定した時間(30-65535秒)だけ印刷データが途絶えると印刷を終了します。工場出荷時は 「900秒」 に設定されています。