使用説明書

分散スキャン管理機能を使用した配信のしかた

Windows Serverの分散スキャン管理(DSM)システムを使用して、事前に設定した個人の宛先情報や読み取り条件を一元管理し、配信できます。

重要

  • 分散スキャン管理に対応しているOSは、Windows Server 2008 R2以降です。

  • 本機能を使用するときは、Windows認証を有効にしてください。Windows認証の設定については、使用している機種の使用説明書を参照してください。

  • 本機能を使用するときは、[WSD/DSM機能の利用][DSM]に設定してください。

  • 証明書を使用する認証をWindows Serverで設定しているときは、本機にDSM用証明書のインストールが必要です。このとき、送信者はログイン中のユーザーではなく証明書を発行したユーザーとなります。

以下の手順で、Windows Serverで分散スキャン管理(DSM)システムを設定します。分散スキャン管理(DSM)システムの設定方法は、Windows Serverのヘルプを参照してください。

1Windows認証でログインします。

2画面中央下の[ホーム]本体画面のイラスト)を押します。

3[スキャナー(クラシックモード)]アイコンを押します。

アイコンがホーム画面にないときは、アプリケーション一覧画面からアイコンを追加してください。アイコンの追加方法については、使用している機種の使用説明書を参照してください。

4前の設定が残っていないことを確認します。

前の設定が残っているときは[リセット]を押します。

5[DSM宛先]を押します。

6原稿をセットします。

7必要に応じて文書の読み取り設定をします。

文書の読み取り設定を変更するときは、Windows Serverに機器を設定するときに[スキャナーでの値の上書きを許可する]をチェックしてください。

8送信先を指定します。

9[スタート]を押します。

補足

  • [DSM宛先]に表示される宛先の件数は100件までです。Windows Serverに100件を超えるスキャンプロセス(宛先)が登録されているときは、古い登録情報から数えて100件までが[DSM宛先]に表示されます。

  • DSMではプログラム機能は使用できません。