本機をお使いのお客様には、返却・廃棄・譲渡などで機器のご利用終了の際に、その機器内に残されたお客様の情報資産を解析され、漏えいする危険を未然に防止する必要があります。未然に防止するためには、機器のご利用終了後に確実な消去処理をすることが望ましいといえます。
機器に残存するおもな情報資産は次のとおりです。
任意にHDDへ保存された蓄積文書
アドレス帳
各種設定情報 ほか
上記のような情報資産は、所有者であるお客様の自己責任において処理をする必要があります。
リコーでは、機器の情報安全性の強化を進めるとともに、お客様からご返却、お預かりした使用済み機器は、確実な情報消去を実施しています。
しかし、リコーではない第三者にご返却、お預けされるときは、お客様自身により、情報資産の処理や確認が必要となりますのでご注意ください。
また、リコーでは以下の有償サービスを行っています。必要に応じてご利用いただけますようお願いします。
サービス名称 | 概要 |
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OA機器廃棄証明発行サービス | 機器を物理的に破壊処理したことの証明書を発行します。 |
OA機器HDD傷入れ証明発行サービス | 回収した機器からハードディスクを取り出し、キズ入れを行います。キズ入れ時の写真が入った証明書を発行します。 |
オンサイトによるHDD取り外し・キズ入れサービス | カスタマーエンジニアが訪問し、お客様の前で機器からハードディスクを取り外します。取り外したハードディスクはキズ入れ作業により物理的に読めないようにして、お客様に譲渡もしくは回収します。取り出したハードディスクをそのまま譲渡することも可能です。機器返却時にサービス実施店までご相談ください。 リース物件の場合はリース会社に所有権があることから、お客様がリース会社から事前の同意が必要です。 |
他社製品に対する上記サービスは実施していません。
地域や機種により対応サービスが異なるときがあります。詳細はリコーテクニカルコールセンターもしくは販売担当者、サービス担当者にお問い合わせください。
さらに、本機はデータの上書き消去機能やハードディスクの暗号化機能が用意されています。詳しくは『セキュリティーガイド』「機器のデータを上書き消去する」、「機器のデータを暗号化する」を参照してください。