印刷オプション指定コマンド

印刷オプション指定コマンドにより、印刷オプションを指定できます。RTIFFエミュレーションでは、TIFFファイルまたはCALSファイルの直前または直後に以下の形式で指定します。

機器のエミュレーションをRTIFFに切り替えてから、指定してください。

書式(ESCシーケンスのとき)

ESC DC2 ? z {, option { = value}} {, option { = value}} ... {, option { = value}} ESC SP

書式(16進コードのとき)

1B 12 3F 7A {2C option {3D value}} {2C option {3D value}} ... {2C option {3D value}} 1B 20

パラメーター

指定値

説明

option

印刷オプション名または省略形の文字列

印刷オプションを指定する。

option

印刷オプション名または省略形の文字列

指定値「filetype」は無効。

option

省略時

このパラメーターと対になるvalueが無視される。

対応していない指定値を指定したとき、このパラメーターと対になるvalueは無視されます。

このパラメーターとvalueの対は、連続して複数指定できます。ただし、このパラメーターと同じ値を指定された対が複数あるときは、最後に指定されている対が有効です。

パラメーター

指定値

説明

value

印刷オプションの指定値の文字列

印刷オプションを指定する。

対応していない指定値を指定したとき、このパラメーターと対になるoptionは無視されます。

optionで指定値のない印刷オプション名や省略形の文字列を指定したとき、このパラメーターは省略します。

補足

  • 文字列の合計は1,023バイト以内で入力してください。

  • 印刷オプション指定コマンドは、一度コマンドを指定するとそれ以降に受信したデータの印刷に有効です。ただし、次のときはリセットされます。

    • エミュレーションが切り替わったとき

    • 新しい印刷オプション指定コマンドが指定されたとき

  • 印刷オプションをひとつでも指定したとき、印刷オプション指定コマンドはすべて無効です。

  • 印刷オプションについては印刷オプションを指定するを参照してください。