39.変倍余白補正

RP-GL、RP-GL/2どちらでも有効であることを表すイメージイラスト

自動変倍に使用する用紙サイズの用紙端からの余白を1mm単位で指定します。

  • -50mm~50mm(工場出荷時の設定は0mm)

  • 印刷条件の「29.自動変倍」で「自動1」または「自動2」のどちらか、または「43.紙サイズ切替」で「全自動+変倍」を設定しているとき、この設定が有効です。

    GLモードとGL/2モードで用紙端の取り扱いが異なります。

    • GLモード動作時

      プラスの値を指定したとき、印刷条件の「23.ハードクリップ」で設定した位置の10mm内側から指定値分だけ小さなサイズとして扱います。

      マイナスの値を指定したとき、印刷条件の「23.ハードクリップ」で設定した位置の10mm内側から指定値分だけ大きなサイズとして扱います。

    • GL2モード動作時

      プラスの値を指定したとき、用紙端の7mm内側から指定値分だけ小さなサイズとして扱います。

      マイナスの値を指定したとき、用紙端の7mm内側から指定値分だけ大きなサイズとして扱います。

変倍余白補正のイメージイラスト

左下原点のとき、描画の原点は印刷条件の「23.ハードクリップ」で指定された領域の左下隅です。

補足

  • この印刷条件の設定値と印刷条件の「47.原稿サイズ判定」により、「29.自動変倍」や「43.紙サイズ切替」の「全自動+変倍」変倍時の基準サイズが決定します。

  • 印刷条件の「47.原稿サイズ判定」で判定された用紙サイズと、この印刷条件の設定値により計算された値が1mmより小さくなるときは、1mmとして計算されます。

  • 印刷条件の「47.原稿サイズ判定」で判定された用紙サイズと、この印刷条件の設定値により計算された値により求められる変倍率には上限があります。

    • 印刷条件の「43.紙サイズ切替」で[全自動+変倍]設定しているとき:100.0%

    • それ以外のとき:400.0%(自動変倍の上限)