使用説明書RICOH Pro C5310S/C5300S

印刷オプションの指定項目

使用している機種や装着しているオプションによって、指定値が異なります。また、指定できないことがあります。指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

filetype

印刷に使用するエミュレーションを指定します。

書式

filetype=エミュレーション名

または

fil=エミュレーション名

指定値と動作

「エミュレーション名」は3文字の省略名です。PCLエミュレーションに切り替えるときは「PCL」を指定します。

説明

  • この印刷オプションを指定しなかったときでも、工場出荷時の設定では[エミュレーション検知]が[する]に設定されているため、正しいPCLファイルを送信したときに自動的にPCLへ切り替わります。

  • [エミュレーション検知]が[しない]に設定されているときは、PCL以外のエミュレーションが操作部で選択されていると、正しく印刷されないことがあります。

tray

印刷に使用する給紙トレイを指定します。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

tray=給紙トレイ

指定値と動作

給紙トレイ(tray1、tray2など)を指定します。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

paper

用紙サイズを指定します。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

paper=用紙サイズ

指定値と動作

用紙サイズ(a4、b5など)を指定します。指定した用紙サイズがセットされているトレイから優先的に給紙されます。

説明

  • 存在しない用紙サイズを指定しても無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

mediatype

紙種を指定します。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

mediatype=用紙種類

指定値と動作

用紙種類を指定します。指定した用紙種類がセットされているトレイから優先的に給紙されます。

説明

  • 存在しない用紙種類を指定しても無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

copies

印刷部数を指定します。

書式

copies=印刷部数

指定値と動作

「印刷部数」は、1~999の範囲の整数で指定します。

説明

  • 「qty」と同時に指定しないでください。

qty

ソートする印刷部数を指定します。

書式

qty=ソート部数

指定値と動作

ソート部数は、1~999の範囲の整数で指定します。

説明

  • 「copies」と同時に指定しないでください。

duplex

両面印刷を指定します。この印刷オプションは、使用している機種に両面印刷の機能が搭載されているときに指定できます。

書式

duplex=on(両面印刷する)

duplex=off(両面印刷しない)

binding=longedge(両面印刷時のとじ位置の設定:長辺)

binding=shortedge(両面印刷時のとじ位置の設定:短辺)

binding=left(両面印刷時のとじ位置の設定:左)

binding=top(両面印刷時のとじ位置の設定:上)

binding=right(両面印刷時のとじ位置の設定:右)

説明

  • 使用している機種に両面印刷の機能が搭載されていないとき、「duplex」、「binding」の指定は無効です。

resolution

印刷する解像度を指定します。

書式

resolution=解像度

指定値と動作

  • 300:300dpiで出力されます。

  • 600:600dpiで出力されます。

1200dpiでの出力には対応していません。

staple

印刷された用紙をステープルでとじるための指定をします。この印刷オプションは、使用している機種にフィニッシャー(ステープルの機能)が装着されているときに指定できます。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

staple=ステープル位置

指定値と動作

指定値には、ステープル位置(lefttop、top2portなど)を指定します。

説明

  • フィニッシャー(ステープルの機能)が装着されていないとき、「staple」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

punch

印刷された用紙にパンチ穴を開けるための指定をします。この印刷オプションは、使用している機種にフィニッシャー(パンチの機能)が装着されているときに指定できます。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

punch=パンチ位置

指定値と動作

指定値には、パンチ位置(lefttop、toplandなど)を指定します。

説明

  • フィニッシャー(パンチの機能)が装着されていないときは、「punch」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

paperface

排紙先に出力する用紙の印刷面の向きを指定します。使用している機種によって指定できないことがあります。

書式

paperface=印刷面の向き

指定値と動作

指定値には、印刷面の向き(up、down)を指定します。

説明

  • up:印刷面が上向きで排紙されます。

  • down:印刷面が下向きで排紙されます。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

  • 「up」を指定したときは、「output=reverse」も指定してください。

output

印刷するページの順序を指定します。使用している機種によって指定できないことがあります。

書式

output=ページの順序

指定値と動作

指定値には、ページの順序(normal、reverse)を指定します。

説明

  • normal:最初のページから順に印刷されます。

  • reverse:最終ページから印刷されます。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

fold

印刷物の折りかたを指定します。この印刷オプションは、使用している機種に紙折りユニットまたはZ折りユニットが装着されているときに有効です。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

fold=折りかた

指定値と動作

指定値には、折り位置(zright、zleft、zbottomなど)を指定します。

説明

  • 紙折りユニットまたはZ折りユニットが装着されていないとき、「fold」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

ringbindmode

リング製本機の動作モードを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にリング製本機が装着されているときに有効です。

書式

ringbindmode=punch(リング製本機でパンチ機能だけを使用する)

ringbindmode=ring(リング製本機でリング製本機能を使用する)

ringbindmode=off(リング製本機を使用しない)

説明

リング製本機が装着されていないとき、「ringbindmode」の指定は無効です。

perfectbind

くるみ製本機の動作モードを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

perfectbind=on(くるみ製本をする)

perfectbind=off(くるみ製本をしない)

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbind」の指定は無効です。

bindposition

リング製本機、またはくるみ製本機のとじ位置を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのリング製本機、またはくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

bindposition=leftport(左側でとじる)

bindposition=rightport(右側でとじる)

bindposition=topland(上側でとじる)

説明

リング製本機、またはくるみ製本機が装着されていないとき、「bindposition」の指定は無効です。

perfectbindcoverimagehorizadjustment

くるみ製本機を使用するとき、くるみ表紙位置の副走査方向を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

perfectbindcoverimagehorizadjustment=副走査方向

指定値と動作

-32768.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindcoverimagehorizadjustment」の指定は無効です。

perfectbindcoverimagevertadjustment

くるみ製本機を使用するとき、くるみ表紙位置の主走査方向を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

perfectbindcoverimagevertadjustment=主走査方向

指定値と動作

-32768.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindcoverimagevertadjustment」の指定は無効です。

perfectbindcoverprint

くるみ製本機を使用するとき、くるみ表紙の印刷面を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

perfectbindcoverprint=duplex(くるみ表紙に両面印刷する)

perfectbindcoverprint=inner(くるみ表紙の内側に印刷する)

perfectbindcoverprint=outer(くるみ表紙の外側に印刷する)

perfectbindcoverprint=off(くるみ表紙に印刷しない)

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindcoverprint」の指定は無効です。

perfectbindcovertray

くるみ表紙の給紙トレイを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

perfectbindcovertray=給紙トレイ

指定値と動作

給紙トレイ(tray1、tray2など)を指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindcovertray」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

perfectbindpapercustomlength

くるみ製本仕上がりサイズのページ長さを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

perfetctbindpapercustomlength=ページ長さ

指定値と動作

0~32767.0の範囲で指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindpapercustomlength」の指定は無効です。

perfectbindpapercustomwidth

くるみ製本仕上がりサイズのページ幅を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

perfectbindpapercustomwidth=ページ幅

指定値と動作

0~32767.0の範囲で指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindpapercustomwidth」の指定は無効です。

perfectbindpapersize

くるみ製本仕上がりサイズの用紙サイズを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

perfectbindpapersize=用紙サイズ

指定値と動作

用紙サイズ(a4、b5など)を指定します。指定した用紙サイズをセットしたトレイから優先的に給紙されます。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindpapersize」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

perfectbindpapertray

中紙を給紙するトレイを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

perfectbindpapertray=給紙トレイ

指定値と動作

給紙トレイ(tray1、tray2など)を指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「perfectbindpapertray」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

sideedgecut

くるみ製本後の小口方向のカット量を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

sideedgecut=カット長さ

指定値と動作

0.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「sideedgecut」の指定は無効です。

singlecutfinishsizelength

くるみ製本後、小口方向にカットするときの仕上がりサイズ(ページ長さ)を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

singlecutfinishsizelength=仕上がりサイズ(ページ長さ)

指定値と動作

0.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

くるみ製本機が装着されていないとき、「singlecutfinishsizelength」の指定は無効です。

trimsideedgecut

トリマーでの小口カット量を指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのトリマーが装着されているときに有効です。

書式

trimsideedgecut=カット長さ

指定値と動作

0.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

トリマーが装着されていないとき、「trimsideedgecut」の指定は無効です。

trimtrimmode

トリマーを使用した小口カットの動作モードを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのトリマーが装着されているときに有効です。

書式

trimtrimmode=singlecut(小口カットを使用する)

trimtrimmode=off(小口カットを使用しない)

説明

  • トリマーが装着されていないとき、「trimtrimmode」の指定は無効です。

  • 小口カットを使用するときは、trimsideedgecutでカットする長さも指定してください。

triplecutfinishsize

くるみ製本後、3辺をカットするときの仕上がりサイズを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

triplecutfinishsize=仕上がりサイズ

指定値と動作

a4、letterなどを指定します。

説明

  • 仕上がりサイズを「custom」に指定したときは、印刷オプションの「triplecutfinishsizecustomlength」と「triplecutfinishsizecustomwidth」で仕上がりサイズを指定します。

  • くるみ製本機が装着されていないとき、「triplecutfinishsize」の指定は無効です。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

triplecutfinishsizecustomlength

くるみ製本後に3辺をカットするときの不定形仕上がりサイズを指定します。この印刷オプションは、使用している機種にオプションのくるみ製本機が装着されているときに有効です。

書式

triplecutfinishsizecustomlength=仕上がりサイズ(ページ長さ)

指定値と動作

0.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

  • この印刷オプションを指定するときは、「triplecutfinishsize」を「custom」に指定します。

  • くるみ製本機が装着されていないとき、「triplecutfinishsizecustomlength」の指定は無効です。

triplecutfinishsizecustomwidth

くるみ製本後に3辺をカットするときの不定形仕上がりサイズを指定します。

書式

triplecutfinishsizecustomwidth=仕上がりサイズ(ページ幅)

指定値と動作

0.0~32767.0の範囲で指定します。

説明

  • この印刷オプションを指定するときは、「triplecutfinishsize」を「custom」に指定します。

  • くるみ製本機が装着されていないとき、「triplecutfinishsizecustomwidth」の指定は無効です。

outbin

排紙先を選択します。排紙先は、排紙トレイの名称を指定します。使用している機種によって指定値が異なります。

書式

outbin=排紙トレイ名

指定値と動作

指定値には、排紙トレイの名称(finisherproof、finishershiftなど)を指定します。

説明

指定値の種類は、排紙オプションの装着状況によって異なります。

補足

  • 指定値の詳細については、 本機の印刷設定 を参照してください。

imagedirection

用紙内の画像の向きを180度回転するように指定します。

書式

imagedirection=reverse

imagedirection=normal

指定値と動作

  • reverse:用紙内の画像の向きが180度回転して印刷されます。

  • normal:通常の向きで印刷されます。

symset

使用するシンボルセットの種類を選択します。

書式

symset=シンボルセットの種類の指定値

指定値と動作

シンボルセットの種類

指定値

Arabic-8

arabic8

Desktop

desktop

Greek-8

greek8

Hebrew 7

hebrew7

Hebrew 8

hebrew8

ISO 4

iso4

ISO 6

iso6

ISO 11

iso11

ISO 15

iso15

ISO 17

iso17

ISO 21

iso21

ISO 60

iso60

ISO 69

iso69

ISO-Cyrillic

isocyr

ISO-Greek

isogrk

ISO-Hebrew

isoheb

ISO L1

isol1

ISO L2

isol2

ISO L5

isol5

ISO L6

isol6

ISO L9

isol9

Legal

legal

Math-8

math8

MC Text

mctext

UCS-2

ucs2

MS Publ

mspubl

PC-8

pc8

PC-775

pc775

PC-850

pc850

PC-851

pc851

PC-852

pc852

PC-858

pc858

PC-862

pc862

PC-864

pc864

PC-866

pc866

PC-866U

pc866u

PC-8 D/N

pc8dn

PC8-Greek

pc8grk

PC8-TK

pc8tk

PC-1004

pc1004

Pifont

pifont

PS Math

psmath

PS Text

pstext

Roman-8

roman8

Roman-9

roman9

WIN Baltic

winbaltic

Win 3.0

win30

WIN-Arabic

winarb

WIN-Cyrillic

wincyr

WIN-Greek

wingrk

Win L1

winl1

Win L2

winl2

Win L5

winl5