エミュレーション切り替えコマンドにより、エミュレーションを切り替えたり、プログラムを呼び出したりできます。RTIFFエミュレーションでは、TIFFファイルの直前または直後に以下の形式で指定します。
書式(ESCシーケンスのとき)
ESC DC2 ! {p} @ CODE-ID ESC SP
書式(16進コードのとき)
1B 12 21 {p} 40 CODE-ID 1B 20
パラメーター |
指定値 |
説明 |
---|---|---|
p |
-1 |
CODE-IDで指定されているエミュレーションに切り替える。 印刷条件は初期値。 |
0 |
CODE-IDで指定されているプログラム番号のエミュレーションに切り替える。 印刷条件はプログラムに登録されている設定値。 |
|
1~16 |
CODE-IDで指定されているエミュレーションに切り替える。 印刷条件は、この指定値に対応するユーザーメモリースイッチ番号の設定値。(ユーザーメモリースイッチ番号は、プログラム登録時、エミュレーションごとに自動的に付加される番号。印刷条件リストに印刷される。) |
|
省略時 |
「1」が指定される。 |
このパラメーターの指定が「1」でかつ自分自身への切り替えが指定されたとき、RTIFFエミュレーションではこのコマンドは無視されます。
パラメーター |
指定値 |
説明 |
---|---|---|
CODE-ID |
3文字のエミュレーション名 |
指定したエミュレーション名のエミュレーションに切り替わる。 パラメーター「p」の指定値は、「0」以外を指定する必要がある。 |
P1~P16 |
指定したプログラム番号のエミュレーションに切り替わる。 パラメーター「p」の指定値は、「0」を指定する必要がある。 |
指定したエミュレーションが存在しないときやプログラムが登録されていないとき、このコマンドは無視されます。
3文字のエミュレーション名で入力できる文字には次のものがあります。
RTF:RTIFFエミュレーションに切り替えるときに指定します。
RGL:RP-GL エミュレーションに切り替えるときに指定します。
GL2:RP-GL/2 エミュレーションに切り替えるときに指定します。
RPS:PS3エミュレーションに切り替えるときに指定します。