140mmより小さい原稿の全面を読み取りたいときは、読み取りサイズで[不定形サイズ]を選択します。
140 mmより小さい原稿の全面を読み取るときは、140mm以上の原稿の一部分を読み取ると仮定して設定します。
不定形サイズ設定画面は、スキャナー機能の初期画面で[読み取り条件]>[読み取りサイズ]>[不定形サイズ]を押すと表示されます。
ここでは原稿サイズをA4(210 mm×297 mm)と仮定し、写真(L判)、はがき、名刺を全面で読み取る方法について説明します。
原稿のセット場所:原稿ガラス
原稿セット方向:
写真(L判)、はがき、名刺が横長のとき
上側の長辺が原稿ガラスの左側に接するように、正面から見て左上に裏返してセットします。
写真 (L判) 、はがき、名刺が縦長のとき
上側の短辺が原稿ガラスの左側に接するように、正面から見て左上に裏返してセットします。
不定形サイズ設定画面での入力方法
原稿サイズ(X)
不定形原稿の横の長さです。
[X]に実測値を入力し、[]を押します。
原稿サイズ(Y)
不定形原稿の縦の長さです。
[Y]に実測値を入力し、[]を押します。
[原稿サイズ]、[読み取り開始位置]、[読み取りサイズ]にそれぞれ次の数値を入力してください。
なお写真(L判)、名刺、はがきについては以下の表の数値を入力すれば読み取ることができます。
写真(L判) |
はがき |
名刺 |
|
---|---|---|---|
原稿サイズ |
X1 : 210 Y1 : 297 |
X1 : 210 Y1 : 297 |
X1 : 210 Y1 : 297 |
読み取り開始位置 |
X2 : 121 Y2 : 0 |
X2 : 110 Y2 : 0 |
X2 : 155 Y2 : 0 |
読み取りサイズ |
X3 : 89 Y3 : 127 |
X3 : 100 Y3 : 148 |
X3 : 55 Y3 : 91 |
写真(L判) |
はがき |
名刺 |
|
---|---|---|---|
原稿サイズ |
X1 : 210 Y1 : 297 |
X1 : 210 Y1 : 297 |
X1 : 210 Y1 : 297 |
読み取り開始位置 |
X2 : 83 Y2 : 0 |
X2 : 62 Y2 : 0 |
X2 : 119 Y2 : 0 |
読み取りサイズ |
X3 : 127 Y3 : 89 |
X3 : 148 Y3 : 100 |
X3 : 91 Y3 : 55 |
[不定形サイズ]で読み取るとき、指定した[原稿サイズ]、[読み取り開始位置]の値が入力できないときがあります。このとき、[読み取りサイズ][読み取り開始位置]を先に入力してください。
横長の写真を原稿ガラスにセットするときは、写真の上側が原稿ガラスの左側に接するように裏返して、原稿ガラスの左上にセットしてください。
原稿のセットのしかたについては、原稿送りの設定をするを参照してください。