各トレイにセットできる用紙の種類、サイズ、枚数について説明します。
湿気や乾燥によってそっている用紙を使用すると、ステープラーの針や用紙がつまることがあります。
インクジェット専用紙、ジェルジェット専用紙はセットしないでください。故障の原因となります。
OHPフィルムをセットするときは、表裏を誤らないように注意してください。故障の原因となります。
給紙トレイ1~2
セットできる種類 |
セットできる用紙サイズ |
セットできる枚数 |
---|---|---|
薄紙、普通上質紙*1、厚紙1 52~105g/m2 (45~90kg) |
|
550枚(リコーマイペーパーのとき) |
トレーシングペーパー (第二原図用紙)*1*3 |
|
*4 |
*1 「用紙設定」の「紙厚設定:給紙トレイ」で紙厚を設定できます。詳しくは、『ネットワークの接続/システム初期設定』「用紙設定」を参照してください。
*2 設定方法は、用紙サイズ表示で設定できないサイズの用紙をセットするを参照してください。
*3 トレイ1、トレイ2にもセットできますが、トレイ5での使用をお勧めします。
*4 上限表示を超えないようにセットしてください。紙厚や用紙の状態により、セットできる枚数は異なります。
給紙トレイ3~5
セットできる種類 |
セットできる用紙サイズ |
セットできる枚数 |
---|---|---|
薄紙、普通上質紙*1、厚紙1 52~105g/m2 (45~90kg) |
|
250枚(リコーマイペーパーのとき) |
トレーシングペーパー (第二原図用紙)*1 |
|
*3 |
*1 「用紙設定」の「紙厚設定:給紙トレイ」で紙厚を設定できます。詳しくは、『ネットワークの接続/システム初期設定』「用紙設定」を参照してください。
*2 設定方法は、用紙サイズ表示で設定できないサイズの用紙をセットするを参照してください。
*3 上限表示を超えないようにセットしてください。紙厚や用紙の状態により、セットできる枚数は異なります。
手差しトレイ
セットできる種類 |
セットできる用紙サイズ |
セットできる枚数 |
---|---|---|
薄紙、普通上質紙*1、厚紙1 52~105g/m2 (45~90kg) |
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50枚(リコーマイペーパーのとき) |
厚紙2 106~157g/m2 (91~135kg) |
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*4 |
トレーシングペーパー (第二原図用紙)*1 |
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*4 |
OHPフィルム |
A4 |
*4 |
郵便はがき |
郵便ハガキ |
*4 |
往復はがき |
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*4 |
ラベル紙(ハクリ紙) |
A2、A3、A4、B4 |
1枚 |
トレーシングペーパー (フィルムタイプ)*1 |
A2、A3、A4、B4 |
1枚 |
*1 「用紙設定」の「紙厚設定:用紙手差し」で紙厚を設定できます。詳しくは、『ネットワークの接続/システム初期設定』「用紙設定」を参照してください。
*2 用紙サイズを選択してください。コピー機能を使用するときは、『コピー/ドキュメントボックス』「手差しトレイから定形サイズの用紙にコピーする」を参照してください。プリンター機能を使用するときは、定形の用紙サイズを設定するを参照してください。
*3 用紙サイズを入力してください。コピー機能を使用するときは、『コピー/ドキュメントボックス』「手差しトレイから不定形サイズの用紙にコピーする」を参照してください。プリンター機能を使用するときは、不定形の用紙サイズを設定するを参照してください。
*4 上限表示を超えないようにセットしてください。紙厚や用紙の状態により、セットできる枚数は異なります。
用紙厚さについて
用紙厚さの定義は、以下のとおりです。
用紙厚さ*1 |
最小用紙紙厚 |
最大用紙紙厚 |
---|---|---|
薄紙*2 |
52g/m2(45kg) |
58g/m2(50kg) |
普通紙1 |
59g/m2(51kg) |
66g/m2(57kg) |
普通紙2 |
67g/m2(58kg) |
75g/m2(64kg) |
中厚口 |
76g/m2(65kg) |
90g/m2(77kg) |
厚紙1 |
91g/m2(78kg) |
105g/m2(90kg) |
厚紙2 |
106g/m2(91kg) |
157g/m2(135kg) |
*1 最小用紙紙厚または最大用紙紙厚に近い厚さの用紙を使用すると、印刷結果が不適切になることがあります。そのときは、用紙厚さを薄めまたは厚めの設定に切り替えて印刷してください。
*2 薄紙を使用するとき、用紙の種類によっては、用紙の端が折れることや用紙がつまることがあります。
[普通紙1]、[普通紙2]について
普通紙を使用するときは、用紙の厚さにあわせて[普通紙1]、[普通紙2]を選択してください。
紙厚が67g/m2(58kg)を超える用紙をセットするときは[普通紙2]を選択してください。
[特殊紙]について
用紙の用途に合わせて[特殊紙]の条件を設定できます。
利用するときは、あらかじめサービス実施店に連絡してください。
次のような用紙を使用すると「ブー」というさばき音が発生することがありますが、品質には影響ありません。
つるつるすべる用紙
OHPフィルム
トレーシングペーパー(第二原図用紙)
郵便はがき
用紙をセットするときは、上限表示を超えないようにしてください。紙厚や用紙の状態により、セットできる枚数は異なります。
用紙が重なって送られるときは、用紙をぱらぱらとほぐしてセットするか、手差しトレイに1枚ずつセットしてください。
用紙はできるだけ当社製品を使用してください。用紙の厚さが適当であれば市販されているものを使用できます。「リコーマイペーパー」程度のものが最適です。
カールやそりがあるときは矯正してからセットしてください。
用紙のサイズや種類によっては、印刷速度が遅くなることがあります。
厚紙(91~157g/m2(78~135kg))をセットするときは、厚紙を参照してください。
はがきをセットするときは、はがきを参照してください。
レターヘッド紙を使用するときは、機能によって用紙のセット方向や向きが異なります。詳しくは、天地の向き・表裏のある用紙(レターヘッド紙)を参照してください。
同じサイズ、同じ方向の用紙が複数の給紙トレイにセットされていると、コピー中に用紙がなくなったとき、手差しトレイ以外の給紙トレイから自動的に続けて給紙できます。これを「リミットレス給紙」といいます。大量にコピーするときでも、用紙補給でコピーが中断されずにすみます。給紙トレイの用紙種類は、[用紙種類設定:トレイ1]~[用紙種類設定:トレイ5]で設定できます。『ネットワークの接続/システム初期設定』「用紙設定」を参照してください。「リミットレス給紙」については、『コピー/ドキュメントボックス』「基本コピー設定」を参照してください。
ラベル紙(ハクリ紙)をセットするとき
ラベル紙(ハクリ紙)のセット枚数は「リコーPPC用紙タイプSA」を使用したときのものです。
ラベル紙(ハクリ紙)は当社製品をお勧めします。指定以外の用紙を使用したときは、正常な動作および品質の保証ができません。
なるべく1枚ずつセットしてください。
[手差し]を押し、「手差し用紙設定」画面で[用紙種類]を押したあと適切な用紙厚さを選択してください。
OHPフィルムをセットするとき
なるべく1枚ずつセットしてください。
OHPフィルムにコピーするときは、『コピー/ドキュメントボックス』「OHPフィルムにコピーする」を参照してください。
パソコンからOHPフィルムに印刷するときは、用紙種類に厚紙、薄紙、OHPフィルムを設定するを参照してください。
ぱらぱらとほぐしてからセットしてください。トレイにセットしたまま放置すると、密着して用紙送りを妨げる原因になります。
出てきた出力紙は1枚ずつ取り除いてください。
トレーシングペーパー(第二原図用紙)をセットするとき
トレーシングペーパー(第二原図用紙)のセット枚数は、「リコーPPC用紙タイプTA」を使用したときのものです。
トレーシングペーパー(第二原図用紙)は、縦目通紙で使用してください。用紙には繊維の流れる方向(すき目)によって、縦目(T目)と横目(Y目)があります。用紙は推奨すき目にしたがってセットします。
湿気を吸うとカールしやすいため、カールが大きいときは矯正してからセットしてください。
出てきた出力紙は1枚ずつ取り除いてください。
コート紙をセットするとき
[用紙設定]で、各トレイの[用紙種類設定]の「用紙種類」を[マットコート紙]に、「用紙厚さ」から適切な項目を設定してください。
光沢が強めのコート紙をセットするときは、[用紙設定]で、各トレイの[用紙種類設定]の「用紙種類」を[グロスコート紙]に設定してください。
コート紙や光沢紙を使用するときは、用紙をぱらぱらとほぐしてから使用してください。
紙づまりや異音が発生するときは、1枚ずつ手差しトレイに用紙をセットしてください。