原稿の状態や画質に合った原稿種類を選択します。
原稿種類には次の9種類があります。
文字
文字が主体の原稿に適した設定で読み取ります。
写真
写真や絵画原稿に適した設定で読み取ります。
文字・写真
写真や絵画と文字が混じった原稿に適した設定で読み取ります。
複写原稿
繰り返しコピーした原稿に適した設定で読み取ります。文字の太りやつぶれを抑えてきれいにコピーします。
淡い原稿
鉛筆書きの原稿や複写伝票の控えなど、濃度の薄い原稿に適した設定で読み取ります。とぎれやすい細い線をきれいにコピーします。
線画
図面などの線画の原稿に適した設定で読み取ります。とぎれやすい細い線をきれいにコピーします。
蛍光ペン
蛍光ペンでマーキングした原稿に適した設定で読み取ります。
ケイ線消去
セクションペーパー原稿などに書かれた緑色のケイ線を消去してコピーします。青色のケイ線は消えづらいことがあります。
切り張り原稿
地肌の濃さが異なる原稿を切り張りしてコピーするとき、地肌の濃い原稿の地肌が出ないようにします。
[文字・写真]または[写真]を選択すると、写真の種類を次の3種類から選択できます。
印画紙写真:プリント(現像)された写真を原稿にするとき
印刷写真:雑誌などの印刷された写真を原稿にするとき
複写写真:カラーコピーを原稿にするとき
「写真種類」画面の[原稿種類の説明]を押すと、原稿種類の説明が表示されます。
本機能は、やさしくコピー機能でも使用できます。やさしくシリーズの操作画面の使いかたについては、『やさしくコピー/やさしくファクス/やさしくスキャナー』「やさしくコピー画面」を参照してください。
原稿の種類を選択します。
網かけがある原稿をコピーする場合にコピーの網かけ部分にムラが生じるときは、[写真]または[文字・写真]を選択してください。
[複写原稿]、[淡い原稿]、[線画]、[蛍光ペン]、[ケイ線消去]、[切り張り原稿]を選択するときは、[その他の原稿種類]を押してから選択します。
[蛍光ペン]、[ケイ線消去]、[切り張り原稿]は、カラーモードで[黒]を選択したときに有効です。
塗りつぶし部分(ベタ)が大きな切り張り原稿では、ベタが地肌と認識されて原稿の一部が消去されることがあります。
[基本コピー設定]で、優先的に選択される原稿の種類を変更できます。詳しくは、基本コピー設定を参照してください。
[基本コピー設定]の[原稿種類省略表示]で、コピー初期画面に原稿種類を表示するかしないかを設定できます。詳しくは、基本コピー設定を参照してください。