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T.実サイズ変倍

受信した画像を自動的に拡大、縮小して、実物大で印刷するかどうかを設定します。

設定値

  • しない

  • する

工場出荷時の設定:する

動作

  • 「しない」に設定すると、受信した画像が実物大で印刷されません。等倍の大きさで印刷されます。

  • 「する」に設定しているときでも、印刷条件の「8.変倍率」、「J.横変倍率」、「K.縦変倍率」、「P.自動変倍」を設定するか、印刷オプションのmag、xmag、ymag、fit、nofit、autoreduceを指定すると、その変倍率とこの印刷条件による画像を実物大にするための変倍率をかけ合わせた変倍率で印刷されます。

  • TIFF形式とCALS形式以外のイメージデータのときは、設定は無効です。

  • 拡大、縮小の倍率は、TIFFデータのタグに記述されている横と縦方向の解像度情報と印刷時のエンジン解像度を基に計算できます。たとえば、横方向の解像度が200dpi、縦方向の解像度が400dpiのタグを持つTIFFデータを600dpiのエンジン解像度で印刷したとき、横方向は3.0倍(600/200)、縦方向は1.5倍(600/400)で印刷されます。

  • マルチページのTIFFデータのとき、各ページの解像度情報を基に拡大、縮小されます。

条件

  • 「する」に設定していても、解像度情報のタグがないTIFFデータやページ、またはヘッダーレコードがないCALSデータのとき、この項目の設定は無効です。

  • 印刷オプションでtifffitまたはnotifffitを指定したとき、この項目の設定は無効です。

補足

  • 印刷オプションのautoreduceと、印刷条件の「P.自動変倍」の「する」、または印刷オプションのfitを同時に指定したとき、autoreduceの指定または印刷条件「b.自動縮小」の設定が優先されます。