Webブラウザーを使用する前に

Webブラウザーとサーバー間の通信は盗聴や、改ざんされたりすることがあるため、事前にサイト証明書を導入し、本機のサイト証明書のチェック機能を有効にすることをお勧めします。事前に証明書が登録されているサイトだけがアクセスできるため、不正なサイトへのアクセスを抑制できます。

特に拡張JavaScriptを使用したデータ送信機能を使用するときは、サイト証明書のチェック機能を有効にすることをお勧めします。

サイト証明書のチェック機能を有効にするには、本機のSSLを有効にしてサイト証明書を導入します。

SSLの設定について詳しくは、SSL/TLSを設定するを参照してください。サイト証明書を導入する方法は、IEEE 802.1X認証を設定するを参照してください。サイト証明書のチェック機能の設定は、Web Image Monitorから設定します。Web Image Monitorのヘルプもあわせて参照してください。

サイト証明書のチェック機能無効時は、信頼されていないサイトに接続すると警告メッセージが表示されることがあります。このときは、接続先のサイトにセキュリティーの問題があるので、本機の管理者は、こんなときにはを参照のうえユーザーに適切な処置をするよう指導してください。

また、メッセージが表示されないときも、情報漏えいや改ざんが心配なときは、不正なサイトに接続しないよう証明書や接続先のURLを確認するなどの注意をしてください。

信頼されていないサイトとは

信頼されていないサイトとは、以下の条件を一つでも満たすサイトです。

  • 証明書が発行されていない

  • 証明書の発行元が不明である

  • 証明書の有効期限が切れている