DHCPの設定は、dhcpコマンドを使用します。
DHCP Option 204を使用すると、複合機のネットワーク設定とプリンター設定を一度にまとめて設定できます。DHCP Option 204のマニュアルは、リコーのホームページからダウンロードできます。
現在の設定の表示
msh> dhcp
DHCP機能の設定
msh> dhcp インターフェース{on|off}
DHCP機能を有効にするには「on」を、無効にするには「off」を指定します。
DNSサーバーアドレスやドメイン名をDHCPから取得するときは、必ず「on」に設定してください。
wlanは、拡張無線LANボード装着時に指定できます。
インターフェース | 設定されるインターフェース |
---|---|
ether | イーサネットインターフェース |
wlan | 無線LANインターフェース |
現在のインターフェース優先順位の表示
msh> dhcp priority
インターフェースの優先設定
DNSサーバーアドレスやゲートウェイアドレスが、どのインターフェースのDHCPサーバーのものを優先して使用するかを設定します。
優先順位の設定は、複数のインターフェース装着時に有効です。
DNSサーバーアドレスの選択
msh> dhcp dnsaddr {dhcp|static}
DNSサーバーのアドレスをDHCPサーバーから取得するか、ユーザーの設定値にするかを選択します。
DNSサーバーのアドレスをDHCPサーバーから取得するときは「dhcp」、ユーザー設定値のときは「static」を指定します。
ドメイン名の選択
msh> dhcp "interface_name" domainname {dhcp|static}
ドメイン名をDHCPサーバーから取得するか、ユーザーの設定値にするかを選択します。
ドメイン名をDHCPサーバーから取得するときは「dhcp」、ユーザー設定値のときは「static」を指定します。
DHCP Option 204機能の設定と表示
msh> dhcp 204
DHCP Option 204の設定が表示されます。
msh> dhcp 204 {on|off}
DHCP Option 204機能の有効/無効を設定できます。
詳細は、dnsとdomainnameを参照してください。