受信文書を用紙の両面に印刷します。
また、本機に蓄積されている送信待機文書、蓄積文書も用紙の両面に印刷します。
両面印刷は[ファクス初期設定]の[両面印刷]で設定できます。[する]に設定すると、本機はメモリー受信します。[両面印刷]については受信設定を参照してください。
特定の相手先から受信した文書だけの両面印刷もできます。
この機能を使用するときは、受信文書がすべてのページが同じサイズになるように、相手先に送信してもらいます。また、相手先が送信してきた原稿と同じサイズの用紙を本機にセットしておきます。(A4→A4、B4→B4などが一般的な例です。B5・A3サイズは、ファクスによっては正しいサイズで読み取れないことがあります。)相手先のファクスが本機と同じ機種のとき、自動的に検知できる原稿サイズは『用紙の仕様とセット方法』「自動的に検知される原稿サイズ」を参照してください。
両面印刷時の印刷イメージ
両面印刷時のとじ方向(左とじ、上とじ)は、工場出荷時は「左とじ」に設定されています。とじ方向の違いにより、裏面に印刷される画像の向きが異なります。とじ方向を変更するときはサービス実施店に連絡してください。
受信文書 | 左とじ設定のとき | 上とじ設定のとき |
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相手のファクスが原稿サイズを正しく読み取れずに送信してきたときや、相手先の原稿サイズとこちらの用紙サイズが一致しないときは、分割・縮小されたり、余白ができたりすることがあります。たとえば、相手のファクスがB5サイズの原稿を検知できず、B4サイズとして送信してきたときは、こちら側にB5サイズの用紙がセットされていても、B4の用紙に印刷されます。
この機能が有効になるのは、すべてのページをメモリーで受信できたときだけです。
この機能は集約印刷とは併用できません。
受信する原稿の向きによっては、原稿の表と裏の天地が逆になります。
蓄積文書を印刷するときは、同じサイズの文書ごとに両面印刷します。文書によっては片面にだけ印刷されます。