プリンタージョブ認証で[簡易(限定)]を選択しているとき、telnetのauthfree コマンドでプリンタージョブ認証から除外する対象を設定できます。
telnetにログインするときのログインユーザー名とログインパスワードは管理者へ問い合わせてください。telnetのログイン方法、操作方法は、『ネットワークの接続/システム初期設定』「telnetを使用する」を参照してください。
現在の設定の表示
msh> authfree
プリンタージョブ認証が[簡易(限定)]に設定されているときに表示できます。
IPv4 アドレスの設定
msh> authfree "対象ID" range "始点アドレス" "終点アドレス"
IPv6 アドレスのレンジでの設定
msh> authfree "対象ID" range6 "始点アドレス" "終点アドレス"
IPv6 アドレスのマスクでの設定
msh> authfree "対象ID" mask6 "基準アドレス" "マスク長"
パラレル/USB の設定
msh> authfree {parallel|usb} {on|off}
パラレル接続、USB接続をプリンタージョブ認証から除外するときに「on」にします。工場出荷時の設定は「off」です。
「parallel」、「usb」のどちらかを必ず指定してください。
「parallel」はオプションの拡張1284ボード装着時に指定できます。
設定を工場出荷値に戻す
msh> authfree flush
IPv4とIPv6の対象IDは、それぞれ1~5の5件が設定できます。