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スプール印刷の表示と設定は、spoolswコマンドを使用します。スプール印刷設定はdiprint、lpr、ipp、SMB(TCP/IP(IPv4))、WSD(Printer)、ftp、sftpプロトコルに対応しています。

spoolswコマンドは、ハードディスクが搭載されているときだけ設定できます。

現在の設定の表示

msh> spoolsw

スプール印刷機能の設定

msh> spoolsw spool {on|off}

  • スプール印刷機能を有効にするにはonを、無効にするにはoffを指定します。工場出荷時の設定はoffです。

ジョブの初期化の設定

msh> spoolsw clearjob {on|off}

  • スプールされたジョブの印刷中に本機の電源が切られた場合、再び本機の電源を入れたときに、それまでスプールしていたジョブを初期化するかどうか指定します。offのときはジョブを初期化しないで印刷を再開します。

  • 工場出荷時の設定値はoffです。

プロトコルの設定

msh> spoolsw diprint {on|off}

msh> spoolsw lpr {on|off}

msh> spoolsw ipp {on|off}

msh> spoolsw smb {on|off}

msh> spoolsw ftp {on|off}

msh> spoolsw sftp {on|off}

msh> spoolsw wsprn {on|off}

  • プロトコルごとにスプール印刷機能の有効または無効を設定します。

  • 工場出荷時の設定値はすべてonです。