LPRの使用環境の表示と設定は、lprコマンドを使用します。
現在の設定の表示
msh> lpr
ジョブ削除時におけるホストの同一性チェックの有効/無効設定
msh> lpr chkhost {on|off}
onに設定すると、ジョブを送信したIPアドレスと、ジョブの削除を要求しているIPアドレスが一致するかどうかを判定します。一致しなかったときはジョブの削除要求を受け付けません。
工場出荷時の設定値はonです。
プリンターエラー検知機能対応の有効/無効設定
msh> lpr prnerrchk {on|off}
プリンターエラーなどで本機が印刷できない状態のとき、バイトカウントが有効になっていると、TCPウィンドウサイズより小さなデータサイズのジョブや、hostからの転送待ちデータサイズがTCPウィンドウサイズ以下のジョブを重複して受信することがあります。onに設定すると、本機が印刷できる状態になるまでジョブを受信しません(PCFAXの送信もできません)。
工場出荷時の設定値はoffです。