本機を利用者や部門ごとの私書箱のように利用するときに設定します。
親展ボックスを設定すると、送信文書を他人に見られることなく受信できます。また、親展ボックスに配信先を登録しておくと、受信した文書を自動的に配信先に送信します。配信先としてファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先、メール宛先またはフォルダー宛先を指定できます。
親展ボックスにファクスを受信するには、親展ボックスに登録したFコード(SUB)を送信元に伝え、登録したFコード(SUB)と一致するFコード(SUB)を付けて文書を送信してもらいます。文書を受信するとファクスランプが点灯し、親展通知レポートが印刷されます。
親展ボックスに配信先を登録していないときは、受信した文書を印刷させます。印刷方法は、親展ボックスの受信文書を印刷するを参照してください。
印刷や配信が終わると、親展ボックスに受信した文書は消去されます。
停電時や電源コンセントを抜いたときそのまま約1時間経過すると、親展ボックスに受信した文書はすべて消去されます。消去された文書は「電源断レポート」で確認します。『こまったときには』「レポートやメールでエラーが通知されたとき」を参照してください。
この機能を使用するには、あらかじめ[ファクス初期設定]の[Fコードボックス設定]で親展ボックスを登録しておきます。親展ボックスにはパスワードを設定できます。登録方法は、Fコードボックス設定を参照してください。
配信先に送信される文書には発信元名称(印字用)は付加されません。
配信ができなかったときは、不達レポートを印刷し、親展受信文書として保存されます。