SNTPの表示と設定は、sntpコマンドを使用します。
現在の設定の表示
msh> sntp
NTPサーバーのIPv4/IPv6アドレスの設定
msh> sntp server アドレス
NTPサーバーのホスト名の設定
msh> sntp server ホスト名
NTPサーバーの設定のクリア
msh> sntp server clear
インターバルの設定
msh> sntp interval インターバル値
設定したNTPサーバーと同期を取る間隔を指定します。工場出荷時の設定値は60(分)です。
設定できる値は0~10080(分)です。
0を設定したときは、本機の電源を入れたときに一度だけNTPサーバーと同期を取ります。そのあとは同期を取りません。
ポートを開けるために機器からのパケット送信が必要なスイッチに、SNTPのポーリング機能を活用できることがあります。たとえば、SNTPのポーリング機能を使って、IEEE 802.1x認証の解除を防止できることがあります。
タイムゾーンの設定
msh> sntp timezone +/-時間
NTPサーバーから取得した時刻情報との時間差を設定します。設定値は-12:00~+13:00です。
ntpサーバーにはIPアドレスまたはホスト名のどちらか一方だけ設定できます。