各トレイにセットできる用紙の種類、サイズ、枚数について説明します。
湿気や乾燥によってそっている用紙を使用すると、用紙がつまることがあります。
インクジェット専用紙、ジェルジェット専用紙はセットしないでください。故障の原因となります。
OHPフィルムをセットするときは、表裏を誤らないように注意してください。故障の原因となります。
給紙トレイ1
セットできる種類 |
セットできる用紙サイズ |
セットできる枚数 |
---|---|---|
普通紙1~厚紙2 60~163 g/m2 (52~140 kg) |
|
250枚 |
給紙テーブル(トレイ2~3)
セットできる種類 |
セットできる用紙サイズ |
セットできる枚数 |
---|---|---|
普通紙1~厚紙2 60~163 g/m2 (52~140 kg) |
A4、A5、B5、81/2×14、81/2×13、81/2×12、81/2×11、81/4×14、81/4×13、8×13、71/4×101/2、51/2×81/2、81/2×132/5
|
500枚 |
手差しトレイ
セットできる種類 |
セットできる用紙サイズ |
セットできる枚数 |
---|---|---|
普通紙1~厚紙3 60~220g/m2 (52~189kg) |
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|
OHPフィルム |
A4、81/2×11 |
10枚 |
トレーシングペーパー(第二原図用紙) |
A4 |
10枚 |
ラベル紙(ハクリ紙) |
A4、81/2×11 |
1枚 |
はがき |
用紙サイズの設定が必要*1: 郵便ハガキ、往復ハガキ |
20枚 |
封筒 |
用紙サイズの設定が必要*1: 長形3号封筒、長形4号封筒、洋長3号封筒、洋形4号封筒 |
*3 |
*1 用紙サイズを選択してください。コピー機能を使用するときは、『コピー/ドキュメントボックス』「手差しトレイから定形サイズの用紙にコピーする」を参照してください。プリンター機能を使用するときは、定形の用紙サイズを設定するを参照してください。
*2 用紙サイズを入力してください。コピー機能を使用するときは、『コピー/ドキュメントボックス』「手差しトレイから不定形サイズの用紙にコピーする」を参照してください。プリンター機能を使用するときは、不定形の用紙サイズを設定するを参照してください。
*3 用紙をそのままトレイに置いた状態で、上限表示を超えないようにセットしてください。
用紙厚さについて
用紙厚さの定義は、以下のとおりです。
用紙厚さ* |
最小用紙紙厚 |
最大用紙紙厚 |
---|---|---|
普通紙1 |
60g/m2(52kg) |
74g/m2(64kg) |
普通紙2 |
75g/m2(65kg) |
81g/m2(70kg) |
中厚口 |
82g/m2(71kg) |
105g/m2(90kg) |
厚紙1 |
106g/m2(91kg) |
130 g/m2(112 kg) |
厚紙2 |
131 g/m2(113 kg) |
163 g/m2(140 kg) |
厚紙3 |
164 g/m2(141 kg) |
220 g/m2(189 kg) |
* 最小用紙紙厚または最大用紙紙厚に近い厚さの用紙を使用すると、印刷結果が不適切になることがあります。そのときは、用紙厚さを薄めまたは厚めの設定に切り替えて印刷してください。
[普通紙1]、[普通紙2]について
普通紙を使用するときは、用紙の厚さにあわせて[普通紙1]、[普通紙2]を選択してください。
紙厚が74g/m2(64kg)を超える用紙をセットするときは[普通紙2]を選択してください。
[特殊紙1]、[特殊紙2]、[特殊紙3]について
用紙の用途に合わせて[特殊紙1]、[特殊紙2]、[特殊紙3]の3種類の異なる条件を設定できます。
利用するときは、あらかじめサービス実施店に連絡してください。
次のような用紙を使用すると「ブー」というさばき音が発生することがありますが、品質には影響ありません。
つるつるすべる用紙
OHPフィルム
トレーシングペーパー(第二原図用紙)
郵便はがき
普通上質紙のセット枚数は、「マイペーパー」を使用したときのものです。
用紙をセットするときは、上限表示を超えないようにしてください。紙厚や用紙の状態により、セットできる枚数は異なります。
用紙が重なって送られるときは、用紙をぱらぱらとほぐしてセットするか、手差しトレイに1枚ずつセットしてください。
用紙はできるだけ当社製品を使用してください。用紙の厚さが適当であれば市販されているものを使用できます。「リコーマイペーパー」程度のものが最適です。
カールやそりがあるときは矯正してからセットしてください。
用紙のサイズや種類によっては、印刷速度が遅くなることがあります。
厚紙(106~220g/m2(91~189kg)をセットするときは、厚紙を参照してください。
紙厚が60~65g/m2(52~56kg)の用紙をセットするときは[特殊紙1]を選択してください。利用するときは、あらかじめサービス実施店に連絡してください。
封筒をセットするときは、封筒を参照してください。
はがきをセットするときは、はがきを参照してください。
レターヘッド紙を使用するときは、機能によって用紙のセット方向や向きが異なります。詳しくは、天地の向き・表裏のある用紙(レターヘッド紙)を参照してください。
同じサイズ、同じ種類の用紙が複数の給紙トレイにセットされていると、コピー中に用紙がなくなったとき、[自動用紙選択の対象]が[対象]に設定されているトレイから自動的に続けて給紙できます。これを「リミットレス給紙」といいます。大量にコピーするときでも、用紙補給でコピーが中断されません。給紙トレイの用紙種類は、[用紙種類設定]で設定できます。詳しくは、『ネットワークの接続/システム初期設定』「用紙設定」を参照してください。「リミットレス給紙」については、『コピー/ドキュメントボックス』「基本コピー設定」を参照してください。
ラベル紙(ハクリ紙)をセットするとき
ラベル紙(ハクリ紙)のセット枚数は「リコーPPC用紙タイプSA」を使用したときのものです。
ラベル紙(ハクリ紙)は当社製品をお勧めします。指定以外の用紙を使用したときは、正常な動作および品質の保証ができません。
なるべく1枚ずつセットしてください。
[]を押し、「手差し用紙設定」画面で[用紙種類]を押したあと適切な用紙厚さを選択してください。
OHPフィルムをセットするとき
なるべく1枚ずつセットしてください。
OHPフィルムにコピーするときは、『コピー/ドキュメントボックス』「OHPフィルムにコピーする」を参照してください。
パソコンからOHPフィルムに印刷するときは、用紙種類に厚紙、OHPフィルムを設定するを参照してください。
ぱらぱらとほぐしてからセットしてください。トレイにセットしたまま放置すると、密着して用紙送りを妨げる原因になります。
出てきた出力紙は1枚ずつ取り除いてください。
トレーシングペーパー(第二原図用紙)をセットするとき
トレーシングペーパー(第二原図用紙)のセット枚数は、「リコーPPC用紙タイプTA」を使用したときのものです。
トレーシングペーパー(第二原図用紙)は、縦目通紙で使用してください。用紙には繊維の流れる方向(すき目)によって、縦目(T目)と横目(Y目)があります。用紙は推奨すき目にしたがってセットします。
湿気を吸うとカールしやすいため、カールが大きいときは矯正してからセットしてください。
出てきた出力紙は1枚ずつ取り除いてください。
コート紙をセットするとき
[用紙設定]で、各トレイの[用紙種類設定]の「用紙種類」を[マットコート紙]に、「用紙厚さ」から適切な項目を設定してください。
グロスコート紙を使用するときは、各トレイの「用紙種類」を[コート紙]に設定し、[用紙厚さ]で紙厚を指定します。
コート紙や光沢紙を使用するときは、用紙をぱらぱらとほぐしてから使用してください。
紙づまりや異音が発生するときは、1枚ずつ手差しトレイに用紙をセットしてください。