本機を移設または廃棄するときに、ハードディスクに蓄積されているすべてのデータを一括して上書き消去できます。
以下の情報もメモリー全消去の対象です。メモリー全消去後に本機を使用するときは、サービス実施店に相談してください。
ユーザーコード
ユーザーコード別カウンター
アドレス帳
ユーザースタンプ
ユーザーがダウンロードしたプリンターフォント
Embedded Software Architectureアプリケーション
SSL機器証明書
複合機本体のネットワーク設定
メモリー全消去が完了する前に主電源スイッチを切ると、上書き消去は一時中断され、データはハードディスク内に残ったままです。途中で中止はできません。また、ハードディスクが壊れることがあるので、上書き処理中に主電源を切られないように必ず確認してください。
メモリー全消去をする前に、Ridoc IO Device Managerを使用して、ユーザーコード、ユーザーコード別カウンター、アドレス帳のデータをバックアップすることをお勧めします。アドレス帳のバックアップはWeb Image Monitorでもできます。詳細は、Ridoc IO Device ManagerまたはWeb Image Monitorのヘルプを参照してください。
メモリー全消去を実行している間は、本機の操作はできません。メモリー全消去の一時停止の操作だけできます。乱数方式を選択して書き込み回数を3回に設定したときは、最大約4時間45分かかります。
メモリー全消去が完了すると、本機のセキュリティー設定も消去され、機器の管理やユーザーの管理ができなくなります。メモリー全消去後に再度データが不特定ユーザーに書き込まれないように取り扱いに注意してください。