SSHとSFTP関連パラメーターの表示と設定は、sshコマンドを使用します。
現在の設定の一覧表示
msh> ssh
データ圧縮通信の設定
msh> ssh compression {on|off}
工場出荷時の設定値はonです。
ssh/sftpで通信するポートの設定
msh> ssh port [22,1024~65535]
工場出荷時の設定値は22です。
ssh/sftpで通信するときのタイムアウト確認(生存確認)の時間設定
msh> ssh timeout [0~65535]
工場出荷時の設定値は300です。
ssh/sftpで通信するときのログインタイムアウトの時間設定
msh> ssh logintimeout [0~65535]
工場出荷時の設定値は300です。
ssh/sftpで通信するときの公開鍵と公開鍵鍵長(Keylength)の作成
ssh genkey [{512|768|1024|2048|4096}]
工場出荷時の設定値は公開鍵鍵長(Keylength)が2048、複雑化文字列はNULL(無)です。
使用できる文字列は、ASCII(0x20~0x7e)文字列です。
パラメーター省略時は初期値で公開鍵を作成します。
このコマンドを実行して公開鍵を作成しないときは、システムログに以下のログが出力されます。
"sshd stop : no hostkeys available ERR:"
ssh/sftpで通信するときの公開鍵の削除
msh> ssh delkey
ssh/sftp通信で使用する暗号アルゴリズムの設定
msh> ssh algorithm [{des|3des|aes128|aes192|aes256|blowfish|arcfour}]
設定値を省略したときは、現在の設定を表示します。
sshを使用できるのはsftpだけです。