[システム設定(EM)]は、エミュレーションでRPDL、R16、R55、R98、RPGLを選択しているときに表示されます。エミュレーションカードまたはマルチエミュレーションカードが必要です。
白紙排紙
排紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態のときに、排紙するかしないかを設定します。
排紙コマンドを受信したときの動作と設定値との関係は、次のとおりです。
する
白紙でも排紙します。
スペース
排紙コマンドの前にスペースコード(20H、A0H、8140H)があるときは排紙します。それ以外のコードがあるときは排紙しません。
しない
白紙を排紙しません。
工場出荷時の設定:しない
自動排紙時間
一定時間、パソコンからデータが送信されてこないとき、プリンター内に残ったデータを強制的に印刷するかしないかを設定します。
たとえば、改ページコードがなく[強制排紙]を押さないと印刷できないようなデータが自動的に印刷されるように設定できます。自動的に印刷するときは、データが送信されてこない場合に印刷を開始するまでの時間を設定します。
たとえば[10秒]に設定すると、10秒間データが送信されてこないときに、強制的に印刷します。設定時間が経過すると自動的に排紙されるので、同一ページ内のデータであっても、設定時間を超えて送信されてきたデータは、次のページに印刷されます。
自動排紙しない
10秒、15秒、20秒、25秒、60秒、300秒
工場出荷時の設定:自動排紙しない
マクロキャッシュ
マクロキャッシュの値は、RPDLを選択しているときに有効になります。
フォームオーバーレイ印刷するためのフォームデータをキャッシュするために使用するメモリー容量を設定します。ここで設定した容量によって、キャッシュできるフォーム数が変わります。
マクロなし
マクロ 2.1MB
マクロ 4.3MB
マクロ 8.4MB
工場出荷時の設定:マクロなし
印刷データを展開するためのメモリーが確保できなくなるような設定はできません。メモリーが十分でないとき、設定が無効になることがあります。
水平補正初期値
印刷時の給紙方向に対し、垂直方向の長さの補正値を99.00~101.00%の間で設定できます。
ここで設定した値がRP-GL、RP-GL/2の印刷条件「21.水平補正」の初期値になります。すでに登録したプログラムには反映されません。詳細については、『エミュレーション』「RP-GL/2エミュレーション」を参照してください。
工場出荷時の設定:100.00%
エミュレーションのRP-GL/GL2が搭載されているときに設定できます。
垂直補正初期値
印刷時の給紙方向に対し、水平方向の長さの補正値を99.00~101.00%の間で設定できます。
ここで設定した値がRP-GL、RP-GL/2の印刷条件「22.垂直補正」の初期値になります。すでに登録したプログラムには反映されません。詳細については、『エミュレーション』「RP-GL/2エミュレーション」を参照してください。
工場出荷時の設定:100.00%
エミュレーションのRP-GL/GL2が搭載されているときに設定できます。
初期設定の変更方法は、『ネットワークの接続/システム初期設定』「初期設定を変更する」を参照してください。