原稿を読み取りながら相手先を呼び出します。
本機は、工場出荷時にクイックメモリー送信になるように設定されています。
通常のメモリー送信はすべての原稿を一度メモリーに蓄積してから相手先を呼び出すので、それに比べて相手先への接続状況を早く確認できます。また、直接送信よりも早く読み取りが終わるので、原稿を急いで持ち帰るときに便利です。
クイックメモリー送信は[ファクス初期設定]の[パラメーター設定](スイッチ07 ビット2)で設定できます。パラメーター設定を参照してください。
次のようなときは通常のメモリー送信になります。
相手先が話し中などでつながらなかったとき
ほかの通信中にメモリー送信の予約をしたとき
複数の相手先を指定したとき
原稿ガラスに原稿をセットし、送信するとき
ドキュメントボックスに蓄積した文書を送信するとき
時刻指定送信で文書を送信するとき
[プレビュー]を選択しているとき
メモリー残量が少なくなると、通常のメモリー送信になることがあります。通常のメモリー送信になるときのメモリー残量の目安は、オプションの有無によって異なります。
クイックメモリー送信中に[ストップ]キーを押したり、原稿がつまったり、メモリー残量がなくなったりすると、送信を終了して通信結果レポートを印刷します。文書は消去されます。