使用説明書RICOH IP C6020

IPsec有効/無効時の設定

IPsecを使用すると、IPsecを設定している機器とのすべての通信が暗号化されます。使用しているネットワーク環境でIPsec が使用できるときは、より安全なネットワーク通信のために、IPsecを有効にすることをお勧めします。

IPsec有効時の設定

使用しているネットワーク環境でIPsecが使用できるときは、下記の表のように設定すると、暗号化されたネットワーク通信を使用できます。

操作部から設定する項目

ネットワーク/インターフェース

カテゴリー

設定項目

設定値

通信セキュリティー

IPsec

[有効]

通信セキュリティー

SSL/TLS通信許可設定

[暗号文のみ]

Webブラウザーから設定する項目

ネットワーク上のパソコンからWeb Image Monitorを使用して設定します。

機器の管理→設定

カテゴリー

設定項目

設定値

セキュリティー→IPsec→自動鍵交換設定

編集→セキュリティーレベル

認証と暗号化(高)

IPsec無効時の設定

使用しているネットワーク環境でIPsecが使用できないときは、下記の表のように設定することをお勧めします。さらに「IPsec無効時の運用方法」のとおり運用を徹底することで、暗号化されたネットワーク通信を使用できます。

操作部から設定する項目

ネットワーク/インターフェース

カテゴリー

設定項目

設定値

通信セキュリティー

IPsec

[無効]

通信セキュリティー

SSL/TLS通信許可設定

[暗号文のみ]

補足

  • IPsecとSSL/TLS通信許可設定は、ネットワーク上のパソコンからWeb Image Monitorを使用しても設定できます。

IPsec無効時の運用方法

IPsec無効時は、データを保護するため、管理者はユーザーに下記の機能を使用するように指導してください。

暗号化に対応したプロトコルによる印刷

SSL/TLSが有効に設定された状態でIPPを使ってプリンター機能を運用します。

SSL/TLSの設定は、SSL/TLSを設定する」を参照してください。

補足