使用説明書RICOH IP C6020

守ってほしいこと

本機を使用するときに、守ってほしい項目です。

使用上のお願い

警告

  • 火災や感電の原因となるため、機械の近くや内部で以下のことをしないでください。
    • 可燃性のスプレーや引火性溶剤などを使用する

    • 可燃性のスプレーや引火性溶剤などを置く

    • 液体の入った容器または小さな金属物を置く

注意

  • 機械の通風孔をふさがないでください。内部に熱がこもり火災の原因になります。
  • 連休等で長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
  • 電源プラグを抜くときは、必ず電源プラグを持ってください。電源コードを引っ張らないでください。コードが傷つき、火災や感電の原因になります。

重要

  • 通風孔などでは排気により温かいと感じることがありますが、異常ではありません。

  • 寒い所から暖かい所に移動すると、機械内部に結露が生じることがあります。結露が生じたときは、2時間以上放置して環境になじませてから使用してください。

  • 動作中に電源を切らないでください。電源を切るときは、動作が終了していることを確認してください。

  • 動作中に各部のカバーや給紙トレイを開けないでください。用紙がつまることがあります。

  • 電源が入った状態で本機を動かしたり、傾けたりしないでください。また、振動を与えないでください。

  • 動作中に本体の上で紙をそろえるなど外的ショックを与えないでください。

換気について

換気の悪い部屋や狭い部屋で長時間使用したり大量の印刷を行うと、本機から臭気が出ることがあります。また、出力した用紙に臭気が残ることがあります。

臭いが気になるときは、快適な作業環境を保つために、定期的に換気をしてください。

  • 排気風が直接人に当たらない場所に機械を設置してください。

  • 換気量1人あたり30m3以上/時間の換気をしてください。

オゾン臭が感じられることがありますが、通常の使用方法ではオゾン濃度が許容値(日本産業衛生学会の許容濃度等の勧告):0.1ppm、0.2mg/m3を上回ることはありません。

新品時の臭いについて

新品時には、特有の臭いがすることがあります。この臭いは一週間程度で収まります。臭いが気になるときは、部屋の換気や通風を十分に行ってください。

印刷物の取り扱い

  • 印刷物は、長時間水や光にさらされると色あせることがあります。長時間保存するときは、バインダーなどで水や光から保護することをお勧めします。

  • 印刷物と生乾きの印刷物を重ね合わせると、トナーが溶けることがあります。

  • 印刷物を貼るとき、溶剤系の接着剤を使用すると、トナーが溶けることがあります。

  • 印刷物を折り曲げると、折った部分のトナーがはがれることがあります。

  • 塩化ビニール製のマットに印刷物を挟んだまま、温度の高いところに長時間放置すると、トナーが溶けることがあります。

  • 暖房器具の近くなど、極度に温度が高くなるところに印刷物を放置すると、トナーが溶けることがあります。

ハードディスクのデータのバックアップを取る

ハードディスクには、お客様が蓄積した画像やアドレス帳などのデータが格納されます。

Ridoc IO Device Manager、またはWeb Image Monitorでアドレス帳のバックアップを取れます。Ridoc IO Device Managerについては、Ridoc IO Device Managerの取扱説明書を参照してください。Web Image Monitorの操作方法は、Web Image Monitorのヘルプを参照してください。

重要

  • 本機に強い衝撃を与えないでください。ハードディスクが故障する原因になります。

  • 電源を切るときや電源コードを抜くとき、正しく操作しないとハードディスクが故障することがあります。電源を切る手順については、電源の入れかた、切りかたを参照してください。

  • 万一、本機のハードディスクに不具合が発生すると、蓄積した画像やアドレス帳のデータが消失することがあります。ハードディスクに重要なデータを保存するときは、バックアップまたはダウンロードすることをお勧めします。また、フォントやフォームなどのリソースデータをハードディスクにダウンロードできますが、ハードディスクの故障に備え、ダウンロードしたデータはお客様自身で保管しておく必要があります。お客様のデータの消失による損害につきましては、当社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

無線LANおよびBluetoothの注意事項

  • 本製品の無線装置は、電波を用いて通信します。電波はその性質上、雑音や混信によって通信に障害を受ける可能性があります。本装置を利用してシステムを構築する場合は、通信障害の存在を考慮してください。

  • 本製品内部の無線部品を分解して改造することは法律により禁止されています。また、不法に改造を加えて使用すると、法律により罰せられることがあります。"

  • 無線を用いて通信を行う機器の性質上、通信傍受を完全に防護/抑止する方法はありません。無線LAN及びBluetooth仕様上や諸事情によりセキュリティー問題が発生してしまったときは、当社はいっさいその責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

  • 無線の使用が禁止された区域では本製品の無線LAN及びBluetooth機能を使用しないでください。

  • 一部の機能では、無線LANを使用します。お使いの環境によっては、電波の特性上、通信ができないことがあります。

  • Bluetoothは各対応機能すべてにおいて動作を保証する物ではありません。