ロックアウト機能
ログイン時にパスワードを連続して間違えると、ロックアウト機能が働き、そのログインユーザー名でのログインが禁止されます。ロックアウトされたユーザーは、正しいパスワードを入力したときも認証失敗となり、一定時間が経過してロックアウトが解除されるか、管理者またはスーパーバイザーがロックアウト機能を解除するまで、機器を使用できません。
ユーザー認証でロックアウト機能を使用するには、認証方法をベーシック認証にします。ほかの認証選択時では、スーパーバイザーと各管理者だけがロックアウトの対象となり、ユーザーには機能しません。
ロックアウト機能の設定項目
ロックアウト機能は、ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して設定します。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)
設定項目 | 設定内容 | 設定値 | 工場出荷時の設定値 |
|---|---|---|---|
ロックアウト | ロックアウト機能を有効にするかしないかを設定します。 |
| 無効 |
ログインパスワード入力許容回数 | パスワードの入力ミスを許容する回数を指定します。 | 1-10 | 5 |
ロックアウト解除タイマー | 一定時間経過後のロックアウト解除を有効にするかしないかを設定します。 |
| 無効 |
ロックアウト解除までの時間 | ロックアウトを解除するまでの時間を設定します。 | 1-9999分 | 60分 |
ロックアウト解除の関係
ロックアウト対象者によって解除できる管理者が異なります。
ロックアウト対象者 | 解除者 |
|---|---|
ユーザー | ユーザー管理者 |
ユーザー管理者、ネットワーク管理者、文書管理者、機器管理者 | スーパーバイザー |
スーパーバイザー | 機器管理者 |
ロックアウト設定
ロックアウト機能は、ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して設定します。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)
ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを起動し、Web Image Monitorに機器管理者がログインします。
[機器の管理]をポイントし、[設定]をクリックします。
「セキュリティー」の[ユーザーロックアウト]をクリックします。
「ロックアウト」で[有効]を選択します。
「ログインパスワード入力許容回数」でドロップダウンリストボックスから許容回数を選択します。
ロックアウト後、一定時間で解除するときは「ロックアウト解除タイマー」で[有効]を選択します。
「ロックアウト解除までの時間」に時間を分単位で入力します。
[OK]をクリックします。
パスワードロックアウトが設定されます。
ログアウトします。
ロックアウト解除
ロックアウト機能は、ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを使用して解除します。(本機に搭載されているWeb Image Monitorという機能を利用します。)
ネットワーク上のパソコンからWebブラウザーを起動し、Web Image Monitorにユーザー管理者がログインします。
[機器の管理]をポイントし、[アドレス帳]をクリックします。
ロックアウトを解除するユーザーを選択します。
[詳細入力]をクリックし、[変更]をクリックします。
「認証情報」の「ロックアウト」で[無効]を選択します。
[OK]をクリックします。
ログアウトします。

管理者とスーパーバイザーのパスワードロックアウトは、電源を一度切ってから再び入れるか、Web Image Monitorの[設定]の[管理者登録/変更]で解除できます。
