使用説明書RICOH IP 500SF

PS設定

[PS設定]タブは、エミュレーションでPS3を選択しているときに表示されます。

ジョブタイムアウト

ジョブが中断したときに、現在のジョブを中止するまでの本機の待機時間を秒単位で設定します。

  • ドライバー/コマンド優先

    プリンタードライバーまたはコマンドによるジョブタイムアウトの設定が、本機の操作部による設定より優先されます。

  • 機器側設定優先

    本機の操作部によるジョブタイムアウトの設定が、プリンタードライバーまたはコマンドによる設定より優先されます。

    [機器側設定優先]を選択したときは、0~999秒(1秒単位)の範囲で秒数をテンキーで入力します。

工場出荷時の設定:ドライバー/コマンド優先

ウェイトタイムアウト

本機がジョブ終了を検知できないときに、ジョブ受信を中止するまでの本機の待機時間を設定します。

  • ドライバー/コマンド優先

    プリンタードライバーまたはコマンドによるウェイトタイムアウトの設定が、本機の操作部による設定より優先されます。

  • 機器側設定優先

    本機の操作部によるウェイトタイムアウトの設定が、プリンタードライバーまたはコマンドによる設定より優先されます。

    [機器側設定優先]を選択したときは、0~999秒(1秒単位)の範囲で秒数をテンキーで入力します。

工場出荷時の設定:ドライバー/コマンド優先

用紙選択方式

PostScriptのDeferredMediaSelectionの初期値を指定し、給紙トレイ選択方法を設定します。

  • 自動選択

    DeferredMediaSelectionの初期値をtrueにします。ジョブで指定した用紙設定と一致する給紙トレイが選択されます。

  • 給紙トレイから選択

    DeferredMediaSelectionの初期値をfalseにします。PostScript Language Referenceの媒体選択に従って給紙トレイが選択されます。

工場出荷時の設定:給紙トレイから選択

両面印刷

両面印刷の実行の有無または方向を設定します。

  • しない

  • 長辺

  • 短辺

工場出荷時の設定:しない

両面印刷ページ切り替えコマンド

PSコマンドで両面印刷するとき、setpagedeviceコマンドのあとのページをどちらの面に印刷するかを指定します。

  • 有効

    両面印刷を解除し、setpagedeviceコマンドのあとのページを用紙の表面に印刷します。

  • 無効

    両面印刷を解除しないで、setpagedeviceコマンドのあとのページを用紙の裏面に印刷します。

工場出荷時の設定:有効

白紙排紙

排紙コマンドを受信したときに印刷するデータがなく白紙の状態のときに、排紙するかしないかを設定します。

  • する

    白紙でも排紙します。

  • しない

    白紙を排紙しません。

工場出荷時の設定:する

データ形式

データ形式を設定します。

  • バイナリーデータ

  • TBCP

工場出荷時の設定:バイナリーデータ

この設定は、パラレル接続以外のときに有効です。

パラレル接続で、プリンタードライバーからバイナリーデータを送ると印刷ジョブがキャンセルされます。

イーサネット接続で以下の条件のときに、印刷ジョブがキャンセルされます。

  • バイナリーデータを設定時に、プリンタードライバーから送られてきたデータの形式がTBCPのとき

  • TBCPを設定時に、プリンタードライバーから送られてきたデータの形式がバイナリーデータのとき

解像度

解像度を設定します。

  • 300dpi

  • 600dpi

  • 1200dpi

工場出荷時の設定:600dpi

最大領域印刷

印刷時に後端、上端、下端の余白を少なくするかしないかを設定します。

  • する

  • しない

工場出荷時の設定:しない

印刷方向自動検知

印刷データの向きを自動検知するかしないかを設定します。

  • する

  • しない

工場出荷時の設定:する

フォント置き換え確認画面

印刷できないフォントが使用されているとフォントを置き換えて印刷しますが、本メニューではフォント置き換え時に確認画面を表示するか否かを指定します。

[表示しない]を選んだときは、確認画面を表示せずにフォントを置き換えて印刷します。

  • 表示する

  • 表示しない

工場出荷時の設定:表示する

補足