使用説明書RICOH IP 500SF

ファクス受信文書の転送

本機に登録されているメモリー転送先に受信した文書を転送します。

あらかじめ、メモリー転送先の登録が必要です。メモリー転送先にはファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先、メール宛先およびフォルダー宛先を設定できます。登録方法は、受信文書設定を参照してください。

受信文書の転送のイメージイラスト

また、相手先によって転送先を変更できます。[ファクス初期設定][特定相手先設定]で相手先の名称を特定相手先として登録し、相手先ごとに転送先を設定します。特定相手先の登録方法は、特定相手先設定を参照してください。

封筒受信およびほかのファクスから中継依頼送信された文書は転送されません。

補足

  • グループでまとめて指定できる最大宛先数については、項目別最大値一覧を参照してください。

  • 転送先がフォルダー宛先のときは、[パラメーター設定](スイッチ37 ビット4)で、転送される文書のファイル名に送信元の情報を引用するように設定できます。また、ファイル名の文字化けやデータ消失などを防止するために、[パラメーター設定](スイッチ37 ビット5)で、ファイル名に使用する文字の種類を制限できます。万が一、ファイル名の文字を制限しても不具合が発生するときは、送信元の情報をファイル名に引用しないでください。

  • 転送先がフォルダー宛先のとき、相手先のパソコンへ接続できないときに接続を繰り返す回数と間隔を「ファクス初期設定」の「パラメーター設定」(スイッチ38 ビット0~7、スイッチ39ビット0~7)で設定できます。

  • 転送先に設定している宛先がアドレス帳集中管理機能で更新されたとき、転送待機中の文書は次の宛先に転送されます。

    • 転送先がファクス宛先、IP-ファクス宛先、インターネットファクス宛先またはメール宛先のときは、更新前の宛先に転送されます。

    • 転送先がフォルダー宛先のときは、更新後の宛先に転送されます。

  • 転送先がメール宛先またはフォルダー宛先のときは、[パラメーター設定](スイッチ40 ビット1)で、通信管理レポートに印字される送信先の設定を登録されたメールアドレスまたはフォルダーのネットワークパスに変更できます。