使用説明書RICOH IP 500SF

autoreduce(RTIFFエミュレーション)

用紙より大きい画像を用紙に収まるように縮小できます。画像サイズが指定した用紙サイズ以下のときは縮小しないで、等倍印刷をします。

書式

autoreduce=用紙サイズ

autoreduce=用紙サイズ/余白補正値

autoreduce=用紙サイズ/無効倍率

autoreduce=用紙サイズ/余白補正値/無効倍率

指定値と動作

指定値には、変倍・等倍を判定するための基準となる用紙サイズと用紙調整値を指定します。また、無効倍率を指定することで、指定した用紙サイズに縮小するか等倍とするかの基準を変更できます。

指定値

用紙サイズ

a0

A0

a1

A1

a2

A2

a3

A3

a4

A4

a5

A5

a6

A6

b1

B1

b2

B2

b3

B3

b4

B4

b5

B5

b6

B6

pc

ハガキ

ac

17×22

lt

レター

hl

ハーフレター

dl

ダブルレター

lg

リーガル

12x18

12×18

36x48

36×48

34x44

34×44

30x42

30×42

24x36

24×36

22x34

22×34

21x30

21×30

18x24

18×24

9x12

9×12

foolscap

81/2×13

81/2x12

81/2×12

余白補正値は、-30cm~30cmの範囲の単位つきの整数または小数を指定できます。実効値が上記範囲内であれば、cmのほかに、mm、inch(25.4mm)、pt(ポイント)、dot(ドット数)で数値も指定できます。単位を省略したときはcmで指定します。

無効倍率は、-99%~の範囲の単位つきの整数を指定できます。単位は省略できません。単位の指定がないときは余白補正値(単位cm)を指定したものとみなされます。範囲外の値が指定されたときはこの印刷オプションの指定は無効です。

  • 指定値には、1個の用紙、1個の余白補正値、1個の無効倍率をスラッシュ(/) で区切って指定します。1個の用紙に複数の余白補正値と無効倍率を指定したときや、誤った指定値のときはこの印刷オプションの指定は無効です。

説明

  • 用紙の指定がないときは、この印刷オプションの指定は無効です。

  • この印刷オプションを指定したとき、印刷条件の「自動変倍」を「する」、または印刷オプションのfitの設定は無効です。

  • この印刷オプションを指定したとき、印刷条件の「自動縮小」の設定は無効です。指定しないとき、印刷条件の「自動縮小」の設定にしたがいます。

  • 余白補正値の指定により、画像を収める用紙サイズの大きさを調整します。

  • 余白補正値を指定したとき、印刷条件の「自動縮小余白補正」項目の設定は無効です。指定しないとき、印刷条件の「自動縮小余白補正」項目の設定にしたがいます。

  • 余白補正値の指定によっては、画像が拡大されることがあります。

  • 余白補正値が用紙サイズ短辺より小さいとき、この印刷オプションの指定は無効です。

  • 無効倍率を指定したとき、印刷条件の「自動縮小無効倍率」項目の設定は無効です。指定しないとき、印刷条件の「自動縮小無効倍率」項目の設定にしたがいます。

  • 画像サイズは、印刷条件の「実サイズ変倍」、「変倍率」、「横変倍率」、「縦変倍率」の設定値、または印刷オプションのtifffit、mag、xmag、ymagの指定値にしたがって拡大・縮小された画像に自動縮小するかどうか判断します。

余白補正値と用紙サイズについて

余白補正値と用紙サイズについてのイメージイラスト

無効倍率と用紙サイズについて

無効倍率と用紙サイズについてのイメージイラスト

「縮小判定サイズ」は、用紙サイズに自動縮小無効倍率の設定値を乗じたサイズです。このサイズに収まらないときだけ画像を縮小します。