使用説明書RICOH IP 500SF

ftpコマンドで印刷する(RTIFFエミュレーション)

ネットワークプロトコルにTCP/IPを使用しているとき、ftpコマンドを使用しても印刷できます。

またはlprコマンドを使用しても印刷できます。

1コマンドプロンプトに移ります。

コマンドプロンプトの表示方法は、Windowsのヘルプを参照してください。

2ftpコマンドを入力します。

ftp IPaddress

「IPaddress」には、TIFFファイルまたはCALSファイルを送信するプリンターのIPアドレスを指定します。

ftpが起動し、ユーザー名を入力するプロンプトが表示されます。

User:

3ユーザー名に任意の文字列を入力し、[Enter]キーを押します。

パスワードを入力するプロンプトが表示されます。

Password:

4[Enter]キーを押します。

パスワードの入力は必要ありません。

ftpプロンプトが表示されます。

ftp>

5「bin」と入力し、バイナリモードでTIFFファイルを送信する設定にします。

バイナリモードに変更しないと、TIFFファイルまたはCALSファイルが正常に印刷されません。

ftp> bin

6ftpプロンプトで印刷するファイルを転送します。

ftp> put tiff-filename

「tiff-filename」のところは、印刷するTIFFファイルまたはCALSファイル名を指定します。

putサブコマンドに印刷オプションを指定すると、機器に設定されている印刷条件を一時的に変更して印刷できます。

コマンド例

ftp> put tiff-filename filetype=RTF,copies=3,center

7ftpを終了するときは、ftpプロンプトで「bye」と入力します。

印刷コマンドの使用方法は、使用している機種の使用説明書を参照してください。

補足