RP-GLとRP-GL/2の主な違い
RP-GL/2エミュレーションは、RP-GLとRP-GL/2の2種類のコマンド体系をサポートしています。
RP-GLは、Hewlett-Packard社のHP-GLのコマンドに準拠しています。
RP-GL/2は、Hewlett-Packard社のHP-GL/2、およびHP-RTLのコマンドに準拠しています。
RP-GLとRP-GL/2の出力機能についての違いは以下のとおりです。
機能 | RP-GL | RP-GL/2 |
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エミュレートするプロッター | HP7475A、HP7550A、HP7570A、HP7575A、HP7576A、HP7580B、HP7585B、HP7586B、HP7595A、HP7596A | Type1:DesignJet600 Type2:DesignJet650C Type3:DesignJet700 Type4:DesignJet750C Plus |
座標原点位置 | 左下、または中央 | 左下 |
イメージデータの出力 | 不可 | 可 |
座標軸回転 | 0°、90° | 0°、90°、180°、270° |
画像の重ね合わせ制御 | なし | あり |
ベクトル作画命令の圧縮機能 | なし | あり |
ミラー印刷機能 | なし | あり |
印刷色の対応 | カラー256色 モノクロ(グレースケール) |
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ペン指定 | 8種類 | 16種類 |
ペン属性の指定(モノクロ) | 線幅:26段階 濃度:11階調 | 線幅:26段階 濃度:11階調 |
ペン属性の指定(カラー) | 線幅:26段階 ペン色:256色 | 線幅:26段階 ペン色:256色 |
RP-GL/2のType1、またはType3でカラーデータを印刷するとき、モノクロで印刷されます。ベクトルデータおよびイメージデータは、グレースケールに置き換えられます。