使用説明書RICOH IM CW2200H/CW2200/CW1200H/CW1200

アドレス帳の使いかた

本機のアドレス帳には、宛先(送信先情報)とユーザー(認証情報)を登録します。

アドレス帳のイメージイラスト
  • 宛先

    メールアドレスなど、本機で読み取った文書の送信先を登録します。

  • ユーザー

    ユーザー認証で本機の使用を制限するときは、ユーザーを登録してログインユーザー名やパスワードなどを設定します。メールアドレスなどの宛先を登録することもできます。

登録した宛先やユーザーを「グループ」にまとめられます。複数のグループをひとつのグループにまとめて、部門のように階層化できます。

アドレス帳のグループのイメージイラスト

重要

  • アドレス帳の登録データは、ハードディスクに記録されます。万一、本機のハードディスクに不具合が生じたときは、記録されたデータが消失することがあります。お客様のデータ消失による損害につきましては、当社は一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

  • アドレス帳の登録データはバックアップを取ることをお勧めします。

  • アドレス帳をバックアップ/リストアする

  • アドレス帳の登録データを定期的に自動バックアップするときは、カスタマーエンジニアに相談してください。

  • セキュリティー機能を強化した設定で本機を使用しているときは、スキャナー機能で、メールアドレス、フォルダー宛先にファイルを送信できないことがあります。ユーザーはアドレス帳に登録された宛先にだけファイルを送信できます。

  • セキュリティー機能を強化した設定で本機を使用しているときは、一般ユーザーによるアドレス帳への宛先登録が制限されていることがあります。

アドレス帳の見かた

本体画面のイラスト 説明番号つき
  1. フィルター

    すべての宛先やユーザーの表示から、メール/フォルダー/グループ/ユーザーコード/認証ユーザーでフィルターをかけて一覧表示できます。

  2. 並べ替え

    表示優先度順/表示名順/ヨミガナ順/登録番号順に宛先やユーザーの一覧表示を並べ替えます。この機能が使用できない場合は、[見出し切り替え](本体画面のイラスト)を押します。

  3. 検索

    名前の一部などの検索ワードを入力して宛先/ユーザー/グループを検索します。

    検索ワードの種類を名前/ヨミガナ/登録番号/メールアドレス/フォルダー/ユーザーコードから選択します。

  4. 登録内容変更キー

    アドレス帳への登録、登録内容の編集、消去のときなどに押します。

  5. 管理

    アドレス帳の見出しの編集やバックアップ/リストア、登録情報の一括消去などができます。

  6. アドレス帳一覧

    登録した宛先/ユーザー/グループが一覧表示されます。名前の下に登録番号と宛先アイコンが表示されます。アイコンの意味は以下のとおりです。

    アイコン

    アイコンの意味

    本体画面のイラスト本体画面のイラスト

    メール宛先 登録あり/登録なし

    本体画面のイラスト本体画面のイラスト

    フォルダー宛先 登録あり/登録なし

    本体画面のイラスト

    グループ

  7. 見出し切り替え

    宛先やユーザーを見出しで切り替えます。見出し1~3は登録時に設定します。50音順見出し、アルファベット順見出しは自動で適用されます。見出しを切り替えるときは、[見出し切り替え](本体画面のイラスト)を押します。

アドレス帳の登録項目

宛先とユーザーでは、必ず登録しなければならない項目が異なります。

アドレス帳のイメージイラスト

登録名

宛先またはユーザーの名前、登録番号、見出しなどを登録します。

本体画面のイラスト

宛先

メールアドレス、フォルダー宛先を登録します。

本体画面のイラスト
  • メールアドレス:メールアドレス、SMTPサーバーなどを設定します。

  • フォルダー:共有フォルダーのパスやプロトコルなどを設定します。

ユーザー管理/その他

宛先/ユーザーが所属するグループや、認証保護、認証情報などを登録します。

本体画面のイラスト
  • 「ユーザー管理」は、ベーシック認証/LDAP認証/ユーザーコード認証で使用する認証情報を設定します。

  • 「宛先の保護」は、ほかのユーザーによる誤送信やなりすまし、フォルダーへの不正なアクセスを防ぐために、保護コードなどを設定します。

補足