使用説明書RICOH IM CW2200H/CW2200/CW1200H/CW1200

ドキュメントボックスとは

本機のハードディスクには、データ蓄積用の「ドキュメントボックス」と呼ばれるスペースがあります。

ドキュメントボックスの概要

文書を蓄積する

ドキュメントボックス機能から原稿を読み取るか、パソコンのデータをプリンタードライバーから送信して蓄積します。文書はドキュメントボックスのフォルダー内に保存されます。

また、[コピー(クラシックモード)][スキャナー(クラシックモード)]からも文書を蓄積できます。

蓄積した文書を管理する

フォルダーを分けて文書を整理したり、文書の情報を変更したりできます。アクセス権を設定して、文書の不正使用を防ぐこともできます。

蓄積した文書を利用する

必要なときにその場で印刷できます。また、Web Image Monitorを使用してパソコンに文書をダウンロードできます。

ドキュメントボックス概要のイメージイラスト

補足

  • ドキュメントボックス機能またはプリンタードライバーから蓄積した文書をパソコンにダウンロードするには、本機に拡張データ変換ボードを取り付けてください。

ドキュメントボックス「フォルダー一覧」画面の見かた

読み込んだ文書は、フォルダーに分類して蓄積されます。ホーム画面で[ドキュメントボックス]を押すと、フォルダー一覧が表示されます。

「フォルダー一覧」画面のイラスト 説明番号つき
  1. ソートキー

    フォルダーを[番号][フォルダー名称][作成日時]ごとにソートします。再度同じキーを押すと、昇順と降順が切り替わります。

  2. ドキュメントボックス使用状況

    フォルダー内で選択した文書の総ページ数や出力した部数、メモリーの空き容量などが表示されます。

  3. 操作キー

    フォルダーの新規作成や編集、読み取り画面や印刷画面の表示などの操作をするときに押します。

  4. ドキュメントボックス内のフォルダー

    フォルダー内の文書を表示するときに押します。パスワードが設定されているフォルダーには、本体画面のイラストが表示されます。

  5. 検索キー

    フォルダーを検索するときに押します。検索したあとに[全フォルダー表示]を押すと、フォルダー選択の画面に戻ります。

  6. 表示切り替えキー

    リスト表示またはサムネール表示に切り替えます。

ドキュメントボックス「文書一覧」画面の見かた

「フォルダー一覧」画面のフォルダーを押すと、蓄積した文書の一覧が表示されます。

「文書一覧」画面のイラスト 説明番号つき
  1. 表示中の文書を蓄積しているフォルダー名

    [上の階層へ]を押すと、「フォルダー一覧」画面に戻ります。

  2. ソートキー

    文書を[ユーザー名][文書名][月日]ごとにソートします。再度同じキーを押すと、昇順と降順が切り替わります。

  3. ドキュメントボックス使用状況

    選択した文書の総ページ数や出力した部数、メモリーの空き容量などが表示されます。

  4. 操作キー

    文書のプレビューや編集、読み取り画面や印刷画面の表示などの操作をするときに押します。

  5. フォルダー内の文書

    文書を印刷したり表示したりするときに選択します。アイコンの意味は以下のとおりです。

    アイコン

    アイコンの意味

    本体画面のイラスト

    ドキュメントボックスから蓄積した文書

    本体画面のイラスト

    プリンタードライバーから蓄積した文書

    本体画面のイラスト

    カラーモードを[フルカラー]に設定して読み込んだ文書

    本体画面のイラスト

    カラーモードを[白黒]に設定して読み込んだ文書

    本体画面のイラスト

    カラーモードを[単色]に設定して読み込んだ文書

    本体画面のイラスト

    カラーモードを[2色]に設定して読み込んだ文書

    本体画面のイラスト

    パスワードが設定されている文書

  6. 検索キー

    文書を検索するときに押します。検索したあとに[全文書表示]を押すと、文書選択の画面に戻ります。

  7. 表示切り替えキー

    リスト表示またはサムネール表示に切り替えます。

ドキュメントボックス「プレビュー」画面の見かた

「文書一覧」画面で文書を選択して[プレビュー]を押すと、文書の内容を確認できる画面が表示されます。

プレビュー画面のイラスト 説明番号つき
  1. [閉じる]

    「プレビュー」画面を閉じて「文書一覧」画面に戻ります。

  2. 表示文書名

    「文書一覧」画面で複数の文書を選んで[プレビュー]を押したときは、[表示文書切り替え]を押すと、別の文書のプレビュー画面に切り替えることができます。

  3. 表示ページ情報

    ページ数や文書のサイズなど、表示中のページの情報が表示されます。[表示ページ切り替え]を押すと、ページを切り替えることができます。

  4. プレビュー範囲

    A2より大きなサイズの文書をプレビュー表示するときは、文書を切り出して表示します。[範囲変更]を押すと、プレビュー範囲を変更できます。

  5. 表示位置

    プレビューを拡大表示したときに、文書全体のどの位置を表示しているのかを示します。

  6. 拡大/縮小キー

    プレビューを拡大/縮小表示します。拡大表示中は、[]、[]、[]、[]を押して、表示する位置を矢印の方向にずらします。

  7. 文書のプレビュー

    任意の位置を2回続けて押すと、押した部分を中心に拡大表示できます。拡大した画面を軽く押しながら指を動かすと、表示する位置をずらすことができます。

    A2より大きなサイズの文書をプレビュー表示するときは、[範囲変更]で指定した範囲を対象に、画像の拡大と移動ができます。

補足

  • プレビュー可能な最大画像サイズは、914.4×1219.2mmです。

  • 他機能でプレビューを選択しているとき、プレビュー画面機能を使用できないことがあります。