使用説明書RICOH IM C8000/C6500

内部オプションの仕様一覧

補足

  • オープンソースを含むその他のソフトウェアについて、各著作者の許諾を得て利用しています。著作者から要求されている記載事項は、付属のCD-ROMに収録されているLicencesフォルダーのファイルを参照してください。

ファクス機能の仕様

本機能は電話回線や地域などの条件によっては、使用できないことがあります。

補足

  • 本機をネットワークに接続するには、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応のLANケーブルを使用します。使用できるケーブルの長さは100mまでです。

ファクス送受信仕様

項目

仕様

形式

デスクトップ型トランシーバー

規格

G3規格

メモリー

4 MB(FAXメモリー装着時:最大60 MB)

適用回線

アナログ:加入電話回線(PSTN)、自営構内回線(PBX)、Fネット(G3サービス)

最大回線数

3回線

接続方法

ダイレクトカプル

走査線密度

  • 8×3.85本/mm(ふつう字)

  • 8×7.7本/mm(小さな字)

  • 8×15.4本/mm、16×15.4本/mm(微細字)*1

記録紙サイズ

A5 ~ A3横、51/2×81/2 ~ 11×17横

電送時間

約3秒(JBIG通信時:2秒台)*2

走査方式

平面走査

符号化方式

MH、MR、MMR、JBIG*3

変調方式

メッセージモデム:V.34 V.17 V.29 V.27ter

プロトコルモデム:V.21 V.8

最大送信原稿サイズ

定形サイズ:A3横 または 11×17横

不定形サイズ:297 mm(縦)×1,200 mm(横)

定形原稿サイズ

A3横、B4横、A4、11×17横、81/2×14横、81/2×132/5横、81/2×11

記録方式

レーザービーム走査+乾式二成分電子写真方式

相互通信

PSTN、PBX

通信速度

33.6K / 31.2K / 28.8K / 26.4K / 24.0K / 21.6K / 19.2K / 16.8K / 14.4K / 12.0K / 9,600 / 7,200 / 4,800 / 2,400bps(自動シフトダウン方式)

直流抵抗値

  • LINE1:325 Ω

  • LINE 2、3:338 Ω

届出番号(識別番号)

  • LINE1:AD15-0160005

  • LINE 2、3:AD15-0161005

*1 「微細字」での通信にはFAXメモリー(オプション)が必要です。

*2 A4、700文字程度の原稿を標準画質(8×3.85本/mm)で送ったときの速さです。ただし、画像情報だけの通信速度で、通信の制御時間は含まれておりません。実際の通信時間は、原稿の内容、相手機種、回線状況によって異なります。

*3 相手先のファクスにJBIG受信機能およびECM機能が付いていないと、JBIG送信できません。ECM機能はG3での通信時に有効です。

インターネットファクス送受信仕様

項目

仕様

インターフェース

  • 標準:

    イーサネット(1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T)

  • オプション:

    IEEE802.11a/b/g/n(無線LAN)

伝送機能

  • 電子メール送信:

    SMTP手順、TCP/IP通信

  • 電子メール受信:

    POP3手順、SMTP手順、IMAP4手順、TCP/IP通信

通信モード

シンプルモード、フルモード

走査線密度

  • 200×100 dpi(ふつう字)

  • 200×200 dpi(小さな字)

  • 200×400 dpi、400×400 dpi(微細字)*1 *2

原稿サイズ:検知できる縦の長さ

297 mm(A3横*1、257 mm(B4横*1、210 mm(A4横

電子メール形式

シングル/マルチパート、MIME変換

添付ファイル形式:TIFF-F(MH、MR*1、MMR*1圧縮)

交信できる機種

W-NET FAX対応機種

インターネットとの相互交信

電子メールアドレスを持ったパソコンと電子メールを送受信できます。

認証方法

SMTP-AUTH、POP before SMTP、A-POP

インターネットファクスの暗号化方式(受信文書の転送時)

S/MIME

インターネットファクス送信機能

メールアドレス指定時、送信原稿を自動的に電子メール形式に変換して送信します。すべてメモリー送信します。

インターネットファクス受信機能

TIFF-Fの添付ファイル形式を自動認識して印字出力します。

ひらがな、カタカナ、英数字および第一水準、第二水準漢字のテキストメールの文字を自動認識して印字出力します。

すべてメモリー受信します。

*1 フルモード時

*2 「微細字」での通信にはFAXメモリー(オプション)が必要です。

IP-ファクス送受信仕様

項目

仕様

インターフェース

  • 標準:

    イーサネット(1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T)

  • オプション:

    IEEE802.11a/b/g/n(無線LAN)

伝送制御手順

勧告T.38、TCP、UDP/IP通信、SIP(RFC3261準拠)、H.323 v2

走査線密度

  • 8×3.85本/mm・200×100 dpi(ふつう字)

  • 8×7.7本/mm・200×200 dpi(小さな字)

  • 8×15.4本/mm、16×15.4本/mm・400×400 dpi(微細字)*1

最大送信原稿サイズ

定形サイズ:A3横 または11×17横

不定形サイズ:297 mm(縦)×1,200 mm(横)

最大読取サイズ

297 mm(縦)×1,200 mm(横)

交信できる機種

IP-ファクス対応機種

IP-ファクス送信機能

IPアドレスを指定し、ネットワークを通してIP-ファクス対応ファクスへのファクスを送信します。SIPサーバーを利用したIPネットワーク(イントラネット)を使用しないで、NTTの次世代ネットワーク(NGN)網を利用してファクスを送信することもできます。また、VoIPゲートウェイを経由して、一般公衆回線に接続されているG3ファクスへファクスを送信することもできます。

IP-ファクス受信機能

IP-ファクス対応ファクスから送信されたファクスをネットワークを通して受信します。SIPサーバーを利用したIPネットワーク(イントラネット)を使用しないで、NTTの次世代ネットワーク(NGN)網を利用してファクスを受信することもできます。また、VoIPゲートウェイを経由して、電話回線に接続されているG3ファクスからファクスを受信することもできます。

認証番号

M19-0005005

*1 「微細字」での通信にはFAXメモリー(オプション)が必要です。

動作確認済みの周辺機器

項目

仕様

ゲートウェイ(T.38準拠)

  • InnovaPhone VoIP-Gateway IP305

    ソフトウェアバージョン:v7 hotfix(09-70300.17)

  • Cisco VoIP-Gateway(H.323で動作確認済)

    ソフトウェアバージョン:IOS12.3(5)

    プラットフォーム:Cisco2600XM、3725、847-4V、26xx、36xx、37xx、7200、AS5300、ICS 7750

  • Siemens VoIP-Gateway RG8300(SIPで動作確認済)

    ソフトウェアバージョン:Version 5

ゲートキーパー

  • InnovaPhone VoIP-Gateway IP305

    ソフトウェアバージョン:v7 hotfix(09-70300.17)

  • Cisco Gatekeeper

    ソフトウェアバージョン:IOS12.1(2)T

    プラットフォーム:Cisco2600XM、3620、3640、3660、3725、3745、7200、7400

SIPサーバー

  • Cisco SIP proxy server

    ソフトウェアバージョン:2.0

  • Cisco VoIP-Gateway

    ソフトウェアバージョン:IOS12.3(17)a

    プラットフォーム:Cisco3725(256Mbyte RAM)、Cisco2621XM(128Mbyte RAM)

  • Cisco unified CallManager

    ソフトウェアバージョン:Ver6.2

  • InnovaPhone VoIP-Gateway IP305

    ソフトウェアバージョン:v7 hotfix(09-70300.17)

  • Siemens HiPath8000(SIPで動作確認済)

    ソフトウェアバージョン:Voice redundant v4

補足

  • IPv6環境では本機のアドレスを複数割り当てることができますが、IP-ファクスを受信できるアドレスは1 つだけです。

  • SIP呼接続は、本機の環境によりIPv4またはIPv6どちらか一方でするよう設定されています。設定を変更するときはサービス実施店に問い合わせてください。

メール送信/フォルダー送信仕様(ファクス(クラシックモード)のみ)

項目

仕様

インターフェース

  • 標準:

    イーサネット(1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T)

  • オプション:

    IEEE802.11a/b/g/n(無線LAN)

メール送信時の対応プロトコル

  • 送信:

    SMTP手順、TCP/IP通信

フォルダー送信時の対応プロトコル

SMB、FTP、TCP/IP通信

走査線密度

  • 200×100 dpi(ふつう字)*1

  • 200×200 dpi(小さな字)

  • 200×400 dpi、400×400 dpi(微細字)*2

最大送信原稿サイズ

定形サイズ:A3横 または11×17横

不定形サイズ:297 mm(縦)×1,200 mm(横)

最大読取サイズ

297 mm(縦)×1,200 mm(横)

電子メール形式

シングル/マルチパート、MIME変換

ファイル形式

  • 送信:

    TIFF(MH、MR、MMR圧縮)、PDF、PDF/A

    ファイル形式としてPDFまたはPDF/Aを選択したときは、電子署名を付けられます。

メールの認証方法

SMTP-AUTH、POP before SMTP、A-POP

メールの暗号化方式

S/MIME

メール送信機能

メールアドレス指定時、送信原稿を自動的に電子メール形式に変換して送信します。

フォルダー送信機能

共有フォルダー、FTPサーバーのフォルダーを宛先として指定し、読み取った文書をネットワーク経由で送信します。

*1 TIFF形式のファイル送信時

*2 「微細字」での通信にはFAXメモリー(オプション)が必要です。

メール受信仕様

項目

仕様

インターフェース

  • 標準:

    イーサネット(1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T)

  • オプション:

    IEEE802.11a/b/g/n(無線LAN)

メール受信時の対応プロトコル

  • 受信(Mail to Print):

    POP3手順、SMTP手順、IMAP4手順、TCP/IP通信

電子メール形式

シングル/マルチパート、MIME変換

ファイル形式

  • 受信(Mail to Print):

    JPEG(JFIF)、PDF

メールの認証方法

SMTP-AUTH、POP before SMTP、A-POP

メールの暗号化方式

S/MIME

メール受信機能

JPEG、PDFの添付ファイル形式を自動認識して出力します。

拡張1284ボードの仕様

項目

仕様

通信方式

IEEE 1284規格に対応したデバイス

拡張1284ボードとの接続には、ハーフピッチ用の変換コネクター*1を使用してください。

*1 ハーフピッチ用変換コネクターのコネクターピンアサイン

コネクターピンアサインのイメージイラスト

拡張無線LANボードの仕様

項目

仕様

インターフェース

IEEE 802.11a/b/g/n準拠(W52/W53/W56)、Wi-Fi準拠

伝送速度

  • 802.11a:1~54Mbps

  • 802.11b:1~11Mbps

  • 802.11g:1~54Mbps

  • 802.11n:1~130Mbps(2.4GHz帯)、1~300Mbps(5GHz帯)

周波数範囲(中心周波数表示)

  • 802.11a:5180MHz~5320MHz(20MHz間隔8波W52、W53)

  • 802.11b:2412MHz~2472MHz(5MHz間隔13波)、2484MHz

  • 802.11g:2412MHz~2472MHz(5MHz間隔13波)

  • 802.11n:

    • 2412MHz~2472MHz(5MHz間隔13波)

    • 5180MHz~5320MHz(20MHz間隔8波W52、W53)

    • 5500MHz~5700MHz(20MHz間隔11波W56)

通信モード

  • インフラストラクチャーモード

  • ダイレクト接続モード

  • ダイレクト接続グループオーナーモード

補足

  • Web Image Monitorに対応しています。

  • 伝送速度は理論値です。使用する環境によっては伝送速度が遅くなることがあります。

※無線LANに記載されているマークについて

無線LANに記載されているマークのイメージイラスト
  • 2.4:2.4GHz帯を使用する無線設備を示します。

  • DS/OF:DS-SS方式およびOF-DM方式を示します。

  • 4:想定される干渉距離が40m以下であることを示します。

  • 無線LANに記載されているマークのイメージイラスト:全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避できることを意味します。

拡張プリントサーバーの仕様

項目

仕様

インターフェース

  • ギガビットイーサネット(1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T)

対応OS

  • Windows 7/8.1/10、Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016/2019

  • OS X 10.11以降

対応プロトコル

  • Port 9100、IPP、LPR

    IPPはSPLをサポートしません。

  • プリンタープロトコルによる最大8セッションの同時接続が可能