移動後の設置条件
本機の周囲には十分なスペースを設けてください。操作や給紙、清掃をするときや、カスタマーエンジニアが作業をするときなどに必要です。
奥行き:10cm 以上
右:15cm 以上
手前:80cm 以上
左:15cm 以上
オプションを装着したときのスペースについては、カスタマーエンジニアに確認してください。
設置環境について守っていただきたいこと
- 機械は電源コンセントにできるだけ近い位置に設置し、異常時に電源プラグを容易に外せるようにしてください。
- 湿気やほこりの多い場所に置かないでください。火災や感電の原因になります。
- ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでください。落下や転倒などして、けがの原因になります。
- 機械を移動した後は、キャスター留めをするなど固定してください。機械が動く、倒れるなどして、けがの原因になります。
- 換気の悪い部屋や狭い部屋で、長時間連続して使用するときや、大量に印刷するときは、十分に部屋を換気してください。
本機からの発生音が気になるときは、人の居ない別室に本機を設置することをお勧めします。
潮風、腐食性ガスをさけてください。また、化学反応を起こすような場所(実験室など)には設置しないでください。故障の原因になります。
次のような場所への移動は避けてください。不適切な場所へ移動すると正常に動作しなくなったり、故障の原因になったりすることがあります。
低温、低湿または高温、高湿の場所
使用できる環境の範囲は次のとおりです。
温度:10~32℃(ただし32℃時は湿度54%)
湿度:15~80%(ただし80%時は温度27℃)
直射日光の当たる場所
暖房器具、冷房器具、加湿器に近い場所
振動の激しい場所
換気の悪い場所
ほこりの多い場所
石油ストーブや、アンモニアを発生させる機器(ジアゾコピー機など)の近く
床や台が不安定な場所
水平な場所に設置してください。前後、左右ともに、高さの差が5mm以下になるようにしてください。
しっかりした床の上に設置してください。台の上に設置するときは、機械の大きさよりも面積の広い、専用のテーブルのようなしっかりとしたものを選んでください。
超音波式加湿器をお使いの方への注意
本製品の近くで超音波式加湿器を使用しないでください。
超音波式加湿器によって霧化された塩素やミネラル成分が製品内部の電子部品に付着し、故障の原因になる恐れがあります。
電源プラグ、電源コードの扱いについて守っていただきたいこと
- 火災や感電の原因となるため、以下のことはしないでください。
表示された電源電圧・周波数以外での使用
タコ足配線
延長コードの使用
電源プラグの刃への金属などでの接触
- 火災や感電の原因となるため、電源コードに以下のことはしないでください。
傷つける
束ねる
加工する
重いものをのせる
引っ張る
無理に曲げる
- 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因になります。
- 以下の異常状態があったときは、すぐに電源を切ってください。その後、必ず電源プラグをコンセントから抜いてサービス実施店に連絡してください。そのまま使用すると火災や感電の原因になります。
煙が出ている
変な臭いがする
金属片などの異物が機械内部に落ちた
水などの液体が機械内部に入った
- 火災や感電を防ぐために電源プラグと電源コードは年1回以上コンセントから抜いて点検してください。以下のような状態のときは、そのまま使用せず、販売店またはサービス実施店に相談してください。
電源プラグに焦げ跡がある
電源プラグの刃が変形している
電源コードの芯線の露出、断線がある
電源コードの被膜の亀裂、へこみ、傷みなどがある
電源コードを曲げると、電源が切れたり入ったりする
電源コードの一部が熱くなる
- 同梱されている電源コードセットは本機専用です。本機以外の電気機器には使用できません。また、同梱されている電源コードセット以外は使用しないでください。火災や感電の原因になります。
- 電源プラグを抜くときは、必ず電源プラグを持ってください。電源コードを引っ張らないでください。コードが傷つき、火災や感電の原因になります。
- 電源プラグは根元までしっかり差し込んでください。また、接触不良になりやすい、ゆるくグラグラするコンセントで使わないでください。発熱の原因になります。
- 電源プラグは年に1回以上コンセントから抜いて、プラグの刃と刃の周辺部分を清掃してください。コンセントにほこりがたまると、火災の原因になります。
- 連休等で長期間ご使用にならないときは、安全のため必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。
- お手入れをするときは、安全のために電源プラグをコンセントから抜いてください。
使用電源
電源コードは、100V、15A、50/60Hzのコンセントに接続してください。
電源プラグは必ずアース線を接続してから、電源コンセントに直接、しっかりと接続してください。
RICOH IM C8000には、電源コードが2本あります。それぞれのプラグは、ブレーカーが独立している電源に接続してください。
コンセント
ブレーカー
オプション機器の電源コード
本体の電源コード
- 接地接続してください。接地接続がされないで、万一漏電した場合は、火災や感電の原因になります。接地接続がコンセントのアース端子にできない場合は、接地工事を電気工事業者に相談してください。
- 接地接続は、必ず電源プラグをコンセントにつなぐ前に行ってください。また、接地接続を外す場合は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。感電の原因になります。
本機のアース線は必ずアース対象物に接続してください。アース対象物は次のとおりです。
コンセントのアース端子
接地工事(D種)を行っているアース線
操作部右側にある主電源ランプが消灯していることを確認する。
アース線を接続し、次に電源プラグをコンセントに差し込みます。