ダイヤルインを使用して電話とファクスを使い分ける
ダイヤルイン契約をしているときは、ファクス専用の番号と電話専用の番号を1つずつ本機に設定できます。
ダイヤルインを使用した切り替えの概要
ファクス専用の番号で着信したときは自動的にファクスを受信します。
電話専用の番号で着信したときだけ呼び出しベルが鳴り、相手先と通話できます。
受話器を上げたときに「ポーッ、ポーッ」という音が聞こえるときは、電話用の番号にファクスが送信されています。このときは、手動受信の操作をしてファクスに切り替えてください。
ダイヤルインによる切り替えを有効にする
[ファクス設定]の[導入時詳細設定]で、あらかじめ電話専用のダイヤルイン番号を登録します。
ホーム画面で[設定]を押す。
設定画面で[ファクス設定]を押す。
[導入時詳細設定][ダイヤルイン設定]でダイヤルイン設定画面を表示する。
[する]を選択し、電話専用として使用するダイヤルイン番号(下4桁)を入力する。
ここで入力しないほうのダイヤルイン番号が、ファクス専用になります。
[OK]を押す。
設定が終わったら、[ホーム]()を押す。
ダイヤルイン番号をそれぞれ使用して、通話とファクス送受信を同時にすることはできません。
ダイヤルイン機能を使用しているときは、[受信モードタイマー切り替え]は使用できません。受信モードの設定は自動的に以下のようになります。
[受信モード切り替え]:自動切り替え
[受信モード自動切り替え時設定]:ファクス優先
ダイヤルイン機能を使用しているときは、スリープモードには移行しません。
増設G3回線では、モデムダイヤルインを使用しているときだけ自動的に電話とファクスを切り替えられます。あらかじめパラメーターの設定が必要です。
G3-2回線の自動切り替えを設定するときはスイッチ番号「42」のビット番号「1」、G3-3回線の自動切り替えを設定するときはスイッチ番号「43」のビット番号「1」を選択して、現在値を「1」にします。
ダイヤルイン機能を使用しているときは、停電中でも電話を受けられます。呼び出しベルが鳴り終わる前に、外付け電話機の受話器を上げます。「ピポパポ」という信号音が聞こえなくなったら、受話器を置き、1、2秒後に受話器を上げると、相手と通話できます。
モデムダイヤルインサービスとナンバー・ディスプレイサービスの両方を契約しているときに、モデムダイヤルインサービスから通知される着番号で配信するには、[ファクス設定][導入時詳細設定][パラメーター設定][パラメーター設定]でスイッチ番号「30」のビット番号「6」の現在値を、それぞれ「0」にします。
モデムダイヤルインサービスを利用しているときは、[ファクス設定][導入時詳細設定][パラメーター設定][パラメーター設定]でスイッチ番号「25」のビット番号「3」、「6」を「ON(する/使う)」に設定します。
[ダイヤルイン設定]で登録した電話用のダイヤルイン番号と同じ番号で4桁の親展ボックスのFコード(SUB)を登録したとき、この番号にファクスが送信されても電話として受信します。手動受信に切り替えてファクスを受信しても配信はされません。
ダイヤルされた番号の下4桁が親展ボックスのFコード(SUB)と一致しても、親展ボックスに配信先が登録されていないと配信されず、親展受信します。