使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

本機のファクス機能の適合規格

本機のファクス機能はW-NET FAX、およびFASEC 1に対応しています。

W-NET FAX

W-NET FAX マークのイメージイラスト

W-NET FAXとは、TTC標準JT-T37に適合したインターネットファクシミリの呼称です。以下の相互接続試験(HATS推進会議実施)で相互接続性が実証された製品に使用します。

確認した項目

  • A4版200×200dpi/200×100dpi各1ページの送受信

  • A4版200×200dpi 2ページの送受信

  • 受信能力以外の画像を受信したときのエラー通知発行

製品の形態

  • LAN接続型/ダイヤルアップ接続型

基本仕様

  • 通信プロトコル

    送信:SMTP

    受信:SMTPあるいはPOP3

  • メールフォーマット

    フォーマット:MIME、Base64

    Content-Type:Image/tiff、Multipart/mixed [text/plain,Image/tiff](添付ファイル形式)

  • データフォーマット

    Profile:TIFF-S

    符号化方式:MH

    原稿サイズ:A4

    解像度(dpi):200×100/200×200あるいは204×98/204×196

FASEC 1

FASEC 1 のロゴマークのイメージイラスト

FASECとは、情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)がファクス通信のセキュリティー向上を目指して制定したガイドラインの呼称です。

FASECのロゴマークは、このガイドラインに準拠したファクス・複合機に使用されます。

本機は、ファクスのセキュリティーに関するガイドラインであるFASEC 1に適合したファクスセキュリティー機能を搭載しています。

宛先を繰り返し入力する機能

誤送信を防止するため、ファクス番号の入力を2度繰り返して確認できます。1度目と2度目の入力番号が一致すると送信され、異なるときは送信されません。

送信前に宛先を再表示する機能

誤送信を防止するため、相手先を指定したあとにもう一度相手先を画面に表示させて確認できます。

ダイヤルトーン検出機能

発呼時にダイヤルトーンを検出してから送信され、検出しなければ送信されません。

蓄積受信文書を確認/印刷する機能

受信したファクス文書をハードディスクまたはメモリーに蓄積しておき、必要に応じて印刷または画面で確認できます。

送信結果を確認する機能

ファクスの送信結果を画面、レポート、またはメールにて確認できます。