使用説明書RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000 シリーズ

PC FAXドライバーをインストールする

本機とパソコンを接続してPCファクスを使用するには、PC FAXドライバーをインストールし、送信する原稿やオプション構成を設定します。

ドライバーと一緒にインストールされる「RICOH PC FAX Generic ユーティリティー」を使用すると、PC FAXドライバーに本機のアドレス帳を取り込むこともできます。

CD-ROMからPC FAXドライバーをインストールする

1パソコンにCD-ROMをセットする。

自動的に画面が表示されないときは、CD-ROMのルートディレクトリにある「Setup.exe」をダブルクリックしてください。

2[PC FAXドライバー]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

3「使用許諾」画面で[同意します]を選択し、[次へ]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

4ポートの設定方法を選択する。

ドライバー画面のイラスト

本機との接続に使用するポートを以下の方法で設定します。

IPアドレスを指定するとき

  1. 本機のIPアドレスを入力し、[次へ]をクリックする。

  2. 手順6に進む。

ポートの一覧から選択するとき

  1. 本機との接続に使用するポートを選択し、[次へ]をクリックする。

  2. 手順6に進む。

新しいポートを作成するとき

  1. [新しいポートを作成する]を選択し、[次へ]をクリックする。

  2. 「ドライバーとユーティリティーの追加ウィザード」画面で[Standard TCP/IP Port]を選択し、[次へ]をクリックする。

  3. [標準TCP/IPプリンターポートの追加ウィザードの開始]画面で[次へ]をクリックする。

  4. [ポートの追加]画面で本機のプリンター名またはIPアドレスを入力し、[次へ]をクリックする。

    ポート名は自動的に入力されます。任意の名前に変更することもできます。

  5. 「追加のポート情報が必要です」画面が表示されたときは、[RICOH Network Printer C model]を選択し、[次へ]をクリックする。

  6. [完了]をクリックする。

5[プリンター名]にチェックを付け、メニューツリーを開いてから各項目を設定する。

6[完了]をクリックする。

プリンタードライバーのインストールが開始されます。

7インストールが終わったら、[オプション構成]タブで本機のオプション構成や用紙を設定する。

本機のオプション構成が取得できないときは、本機のオプション構成がプリンタードライバーに反映されないを参照してください。

8設定が完了したら、[OK]をクリックする。

9[完了]をクリックする。

ダウンロードしたPC FAXドライバーをインストールする

1ダウンロードしたファイルをダブルクリックする。

2インストール先を指定し、[インストール]をクリックする。

  • 「セキュリティの警告」画面が表示されたときは、[実行]をクリックします。

  • 「ユーザーアカウント制御」画面が表示されたときは、[はい]または[許可]をクリックします。

3「使用許諾」画面で[同意します]を選択し、[次へ]をクリックする。

4[ネットワーク接続セットアップ]を選択し、[次へ]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

ネットワークで接続されている機器の検索が開始されます。

機器が検出されなかったとき

「ネットワーク接続エラー」画面が表示されます。

を確認し、対処したあと[OK]をクリックします。それでも機器が検出されないときは、[機器が見つからない場合はこちら]をクリックし、インストール方法を選択します。

  • 機器のIPアドレスを指定する:

    1. [次へ]をクリックする。

    2. 本機のIPアドレスを入力し、[検索]をクリックする。

    3. 検出された機器の中から本機を選択し、[次へ]をクリックする。

    4. 手順6に進む。

  • 手動で機器を設定する:

    1. [次へ]をクリックする。

    2. 手順6に進む。

5検出された機器の中から本機を選択し、[次へ]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

手順7に進みます。

6「PC FAX設定」画面でポートを設定する。

ドライバー画面のイラスト
  • 「ポート名」で本機を使用しているプリンタードライバーと同じポートを指定するか、[ポートの追加]をクリックし、別のポートを追加します。

7[次へ]をクリックする。

PC ファクスドライバーのインストールが開始されます。

8インストールが終わったら、[終了]をクリックする。

オプション構成を設定する

ドライバーをインストールしたあと、本機が装着しているオプションがドライバーに正しく反映されているどうかを確認します。必要に応じて、オプションの変更や送信先などについて設定します。

1「デバイスとプリンター」画面を表示する。

Windows 10(バージョン1703以降)、Windows Server 2019

  1. [スタート]で[Windowsシステムツール] [コントロールパネル]とクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 10(バージョン1703よりも前)、Windows Server 2016

  1. [スタート]を右クリックし、[コントロールパネル]をクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 8.1、Windows Server 2012/2012 R2

  1. チャームバーで[設定] [コントロールパネル]とクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 7、Windows Server 2008 R2

  1. [スタート]で[デバイスとプリンター]をクリックする。

Windows Vista、Windows Server 2008

  1. [スタート]で[コントロールパネル]をクリックする。

  2. [ハードウェアとサウンド]から[プリンタ]をクリックする。

2[RICOH PC FAX Generic]を右クリックし、[プリンターのプロパティ]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト
  • Windows Vista、Windows Server 2008 のときは、本機を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。

3「オプション構成」タブで、本機に装着されているオプションが選択されているか確認し、[OK]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト
  • 本機とパソコンをネットワーク接続しているときは、自動的にオプション構成が取得されます。本機のオプション構成が反映されていないときは、[機器情報の取得]をクリックします。

  • 必要に応じて、メールの使用や送信先の確認など、オプション構成以外の項目も設定します。

送信する原稿サイズや画質の初期値を設定する

あらかじめ原稿のサイズや送信するデータの解像度などを設定しておくことで、PC FAX送信時の設定の手間を省きます。

1「デバイスとプリンター」画面を表示する。

Windows 10(バージョン1703以降)、Windows Server 2019

  1. [スタート]で[Windowsシステムツール] [コントロールパネル]とクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 10(バージョン1703よりも前)、Windows Server 2016

  1. [スタート]を右クリックし、[コントロールパネル]をクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 8.1、Windows Server 2012/2012 R2

  1. チャームバーで[設定] [コントロールパネル]とクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 7、Windows Server 2008 R2

  1. [スタート]で[デバイスとプリンター]をクリックする。

Windows Vista、Windows Server 2008

  1. [スタート]で[コントロールパネル]をクリックする。

  2. [ハードウェアとサウンド]から[プリンタ]をクリックする。

2[RICOH PC FAX Generic]を右クリックし、[印刷設定]をクリックする。

3原稿サイズや解像度などを設定し、[OK]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

本機のアドレス帳を取り込む

「RICOH PC FAX Generic ユーティリティー」の「MFPアドレス帳取得ツール」と「あて先表編集ツール」を使用して、本機に登録されているアドレス帳をPC FAXドライバーの「あて先表」に取り込みます。

「MFPアドレス帳取得ツール」を使用するときは、あらかじめ機器証明書を導入してください。

『セキュリティー』「ネットワーク通信を暗号化する」

補足

  • あて先を編集しないで本機から直接読み込むときは、「PC FAXドライバーにあて先を取り込む」の手順から操作してください。

CSVファイルをパソコンに保存してRFAファイルに変換する

1パソコンのアプリケーションのメニューから[RICOH PC FAX Generic ユーティリティー][MFPアドレス帳取得ツール]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

2本機のIPアドレスやログイン情報を設定し、[取り込み]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

3ファイル名を入力し、ファイルの保存先を指定して[保存]をクリックする。

CSVファイルが保存されます。

4[終了]をクリックし、[MFPアドレス帳取得ツール]を終了する。

次に、「[あて先表編集ツール]」を使用して、CSVファイルをRFAファイルに変換します。

5アプリケーションのメニューから[RICOH PC FAX Generic ユーティリティー][あて先表編集ツール]をクリックする。

6「あて先表」画面で[取り込み]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

7「MFPアドレス帳取得ツール」で保存したCSVファイルを選択し、ファイル形式のドロップダウンメニューで[RFA CSV ファイル(*.CSV)]を選択して[開く]をクリックする。

8保存先を確認し、ファイル名を入力して[保存]をクリックする。

RFAファイルが保存されます。

  • 「機器登録アドレスを優先的に使用しますか?」と表示されたときは、[いいえ]をクリックします。

9「あて先表」画面で「あて先表名」を入力し、[OK]をクリックする。

MFPアドレス帳取得ツールが終了します。

  • 「あて先表名」はPC FAXドライバーのあて先表一覧に表示されます。

PC FAXドライバーにあて先を取り込む

1「デバイスとプリンター」画面を表示する。

Windows 10(バージョン1703以降)、Windows Server 2019

  1. [スタート]で[Windowsシステムツール] [コントロールパネル]とクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 10(バージョン1703よりも前)、Windows Server 2016

  1. [スタート]を右クリックし、[コントロールパネル]をクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 8.1、Windows Server 2012/2012 R2

  1. チャームバーで[設定] [コントロールパネル]とクリックする。

  2. [デバイスとプリンターの表示]をクリックする。

Windows 7、Windows Server 2008 R2

  1. [スタート]で[デバイスとプリンター]をクリックする。

Windows Vista、Windows Server 2008

  1. [スタート]で[コントロールパネル]をクリックする。

  2. [ハードウェアとサウンド]から[プリンタ]をクリックする。

2[RICOH PC FAX Generic]アイコンを右クリックし、[プリンターのプロパティ]をクリックする。

3[テストページの印刷]をクリックする。

「ファクス送信設定」の画面が表示されます。

4[あて先表管理]をクリックする。

ドライバー画面のイラスト

5アドレス帳情報の読み込み先を指定する。

ドライバー画面のイラスト
  • 機器アドレス帳取得/更新:本機のアドレス帳からあて先情報を直接読み込みます。本機のユーザー名とパスワードを入力して[取り込み]をクリックします。取り込みが終わったら、[終了]をクリックします。

  • 追加:RFAファイルからあて先情報を読み込みます。ファイル形式と読み込むファイルを選択してから[開く]をクリックします。

6[OK]をクリックする。

7「あて先表切替」で取り込んだアドレス帳を選択し、あて先が表示されることを確認する。

8[キャンセル]をクリックして設定画面を閉じる。