使用説明書RICOH IM C300/C300F

受信設定

[ファクス設定]にある[受信設定]の設定項目一覧です。

「設定」画面の見かた

受信文書設定

設定項目

説明

文書受信時の動作設定

受信文書の出力方法を設定します。

  • 蓄積:本機に蓄積するか

    [する]を選択したときは、[蓄積時の通知設定]で受信文書を蓄積したときに通知するか、メモリーが満杯に近づいたときに通知するかを設定します。

    • 工場出荷時の設定:しない

  • メモリー転送:あらかじめ登録した相手先へ転送するか

    [する]を選択したときは、[メモリー転送設定]で転送先やセキュリティーなどを設定します。

    • 工場出荷時の設定:しない

  • 印刷:自動的に印刷するか

    • 工場出荷時の設定:する

  • 封筒受信:封筒IDを入力して出力する封筒受信をするか

    • 工場出荷時の設定:しない

ファクス受信時の動作を曜日や時間帯で切り替える

出力切り替えタイマー設定

指定した期間に受信した文書の出力方法(印刷、印刷待機、ID入力印刷、メモリー転送、蓄積)を設定します。

  • 工場出荷時の設定:使用しない

ファクス受信時の動作を曜日や時間帯で切り替える

自動印刷禁止設定

自動的に印刷しないで印刷待機文書として保存するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:禁止しない

ファクス受信時の動作を曜日や時間帯で切り替える

待機文書印刷

[出力切り替えタイマー設定][自動印刷禁止設定]による印刷待機文書の印刷を設定します。

ファクス受信時の動作を曜日や時間帯で切り替える

受信文書蓄積エラー時設定

本機のハードディスクに空き容量がなく新しく受信する文書を蓄積できないときに、古い文書を消去するか、受信を拒否するかを設定します。[旧文書を消去して受信]を選択したときは、消去する前に文書を印刷するか、文書を印刷しないでレポートを印刷するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定

    • 受信文書蓄積エラー時:旧文書を消去して受信

    • 旧文書消去時:旧文書を印刷する

ファクス受信文書を本機に蓄積する

受信文書の蓄積先

[文書受信時の動作設定]で、受信文書を蓄積する設定にしているときの設定項目です。

受信文書は、ハードディスクだけでなくファクスメモリーにも同時に蓄積されます。[受信文書の蓄積先][ハードディスク]に変更すると、ファクスメモリーの容量が上限に達したときでも、ハードディスクだけを使用して蓄積を継続するため、より多くの文書を蓄積できます。

  • 工場出荷時の設定:ファクスメモリー

受信モード設定

設定項目

説明

受信モード切り替え

ファクスの使用状況に応じて、自動受信するか手動受信するかを設定します。電話との自動切り替えも設定できます。

  • 工場出荷時の設定:自動受信

受信モード自動切り替え時設定

[受信モード切り替え][自動切り替え]に設定したとき、電話優先モードにするかファクス優先モードにするかを選択します。

  • 電話優先

    相手先がファクスのときも、ハンドセットまたは外付け電話の呼び出しベルを鳴らします。受話器を取らないで8回呼び出しベルが鳴ると、自動的にファクスに切り替わります。呼び出しベルの回数は変更できます。

  • ファクス優先

    相手先がファクスのときは、ハンドセットまたは外付け電話の呼び出しベルを鳴らさずに自動的に受信します(無鳴動着信)。相手先が手動送信と電話のときだけハンドセットまたは外付け電話の呼び出しベルを鳴らします。呼び出しベルの回数は変更できます。

  • 工場出荷時の設定

    • 受信モード自動切り替え時設定:ファクス優先

    • 呼び出し回数:6

受信モードタイマー切り替え

設定した時刻に自動的に受信モード(自動切り替え、手動受信、自動受信)を切り替えます。

  • 工場出荷時の設定:しない

特定相手先設定

設定項目

説明

特定相手先登録/変更/消去

特定の相手先を登録し、相手先ごとに受信機能を設定します。

特定相手先設定:リスト印刷

特定相手先のリストを印刷します。

迷惑ファクス防止機能

受信する相手先を制限します。

  • 工場出荷時の設定:使用しない

相手先別受信機能

相手先別に設定した受信機能を使用するかしないかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:使用しない

特定相手先メモリー転送時の印刷/蓄積

特定相手先ごとに受信文書のメモリー転送先を設定したとき、転送する文書を印刷/蓄積するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:しない

発信元情報のない相手からのファクス受信

発信元情報のないファクスを受信するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:受信する

手差し用紙サイズ

特定相手先からの受信文書を印刷する給紙トレイに手差しトレイを指定したときの、用紙サイズを設定します。

  • 工場出荷時の設定:自動検知

ファクス受信時の動作を相手先ごとに設定する

迷惑ファクスを防止する

蓄積受信文書ユーザー設定

設定項目

説明

蓄積受信文書ユーザー設定

ハードディスクに蓄積した受信文書を管理するユーザーを設定します。管理ユーザーを設定すると、Web Image Monitorから文書を確認・印刷・消去するときに管理者のユーザーコードまたはログイン情報の入力が必要です。また、操作部からの蓄積受信文書の確認・印刷・消去を制限できます。

  • 工場出荷時の設定:しない

受信文書印刷設定

設定項目

説明

両面印刷

集約印刷

しおり印字

センターマーク印字

以下の機能を設定します。

  • 受信文書を用紙の両面に印刷したり、2ページを1枚の用紙の片面にするか

  • 受信紙にしおりのマークや中央を示すマークを印字するか

  • 工場出荷時の設定

    • 両面印刷:しない

    • 集約印刷:しない

    • しおり印刷:する

    • センターマーク印刷:する

ファクス受信紙にマークや情報を印字する

ファクス受信文書の印刷方法を設定する

受信時刻印字

受信紙の下の部分に、受信した日付と時刻を印字するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:しない

受信文書印刷部数

受信文書の印刷部数を設定します。

  • 工場出荷時の設定:1

給紙トレイ選択

受信文書を印刷する用紙を給紙するトレイを指定します。[自動選択]のときは給紙トレイを指定しません。

  • 工場出荷時の設定:自動選択

ジャストサイズ印刷

受信した文書と同じ大きさの用紙が給紙トレイにセットされているときだけ印刷するかどうかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:しない

ファクス印刷色設定

ファクスで受信した文書、リストおよびレポートを印刷するときの色を設定します。

設定した色のトナーがなくなったときは印刷できません。シアンまたはマゼンタに設定しているときは、トナーが1色でもなくなると印刷できなくなります。

  • 工場出荷時の設定:ブラック

回線別排紙先設定

回線種別や相手先の宛先種別(電話回線、インターネットファクス、IP-ファクス)ごとに、受信紙を排出するトレイを設定するかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:設定しない

フォルダー転送設定

設定項目

説明

フォルダー転送結果メール通知

メモリー転送または相手先別メモリー転送の宛先にフォルダーが含まれるとき、指定した宛先に転送結果をメールで通知するかを設定します。メールにはセキュリティー(暗号化と署名)を設定できます。

  • 工場出荷時の設定:通知しない

通信履歴にメールアドレス/フォルダーパスを表示

アドレス帳に登録した宛先への転送時、通信履歴の宛先欄に宛先名称ではなくフォルダーパスを表示するかどうかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:通知しない

フォルダー転送時ファイル名設定

フォルダー転送する文書のファイル名に宛先の情報を追加したり、ファイル名に使用できる文字を制限するかを設定します。ファイル名に使用できる文字を制限すると、英数字とファイル名の先頭以外の「-」、「_」だけを使用できます。

  • 工場出荷時の設定

    • ファイル名への送信元情報付加:しない

    • ファイル名の使用文字制限:しない

回線別受信連携先設定

設定項目

説明

G3

ファクス連携機能を利用しているときに、親機で受信した文書を子機で印刷するように設定します。

最大受信サイズ

設定項目

説明

最大受信サイズ

ファクスの最大受信サイズを指定します。指定したサイズと異なるサイズで送信されたときは、指定したサイズに合わせて自動で縮小して受信します。

  • 工場出荷時の設定:A4

使用可能トレイ選択

設定項目

説明

使用可能トレイ選択

ファクス機能で使用するかどうかをトレイごとに選択します。

  • 工場出荷時の設定

    • トレイ1~3:使用する

ファクス受信完了時のライト動作

設定項目

説明

ファクス受信完了時のライト動作

ファクス受信完了時にパトライトを点灯するかしないかを設定します。

  • 工場出荷時の設定:点灯しない